台湾から帰国:SARS対応体制
だいぶ間が空いてしまった(^_^;;) 先週は台湾に仲間と遊びに行ったけど、帰り際にどうも食あたりになったようで、体調を崩し、週末はしっかりおやすみモードでした。
いよいよ1/22が今年の春節(旧暦の正月)ということで、台湾でも年末の慌ただしい時期だったのですが、活気がありましたねえ。平日の昼間にも関わらず、繁華街や商店街、或いは路地全部が市となっているような地区のごった返し風景は、近頃の日本では見られない熱気のような。
さて、SARSは幸いにもこの冬は勢いが予想を下回っているようで、まだ中国広州で数人の疑い例が出ただけのようですが、台湾での警戒態勢はどうだったかと言うと、
・入国時
空港でサーモグラフィによる体温検査
イミグレーションにSARS調査票を提出
・大きな施設
有名なお寺や博物館等の人の集まる施設では係員が一人一人のおでこに赤外放射温度計を当てて体温測定
・出国時
空港でサーモグラフィによる体温検査
というような状況でしたね。詳細は外務省のページで確認してね。
我々の仲間たちの中には同じく食あたりのせいか出国時にやや熱を出したメンバーもいたので、サーモグラフィに引っかかったようだけど、簡単な問答をしただけで、特に問いつめられたりそれ以上の検査をされることもなく無事に(?)出国できたのでした。まあ、こんなものか?
そして日本の受け入れ態勢は?というと、現時点では広州からの入国者のみに体温測定を行っている状況のようであり、台湾から帰国した我々は何もチェック(問診票も)なしにフリーパスで入れたのでした。
なお、台湾の人々も特にSARSを警戒している様子はなく、通常はマスクをしている人達はほとんど見ませんでした。もっとも、台湾ではSARSと関係あるのかないのか、カラフルな色や模様や絵柄のマスクがコンビニを始めいろんな所で売られており、バイクに乗っている人達は結構マスク装着率が高かったようでした。記念に買った人も多いようだけど、あのマスク、日本でしていると本当に怪しいよ。
さて、春節の民族大移動を終えた今月末から来月始めの時点で、中国や台湾のSARS状況がどうなっているのか、興味がありますね。もっとも、今年はSARSよりも鳥インフルエンザウィルスにみんなの注目が集まり始めているようで。また喉元過ぎればって奴か?? (鳥インフルエンザウィルスについても、先の記事で取り上げた岩波新書「感染症とたたかう」に詳しく書かれていますよ。)
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