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2004/02/16

ベンタエアウォッシャーのその後

1/31のブログに書いた「ベンタ エアウォッシャー LW14」だが、使用開始から2週間が過ぎ、取説によると、水の交換とハイジェン液の交換、及びハウジングの清掃をする時期となった。

確かに、水の中に汚れが貯まる方式なので、水はやや汚くなっていたが、それよりも目立ったのは空間部の汚れ。下部ハウジングの水面より上の部分や、上部のファンの羽などが、黄色っぽい油の様なものでベタッと汚れている。何だ、これは??

部屋の汚れ成分が付着した可能性もあるが、ちょっと考えにくいな。ハイジェン液由来ではないのか? でもハイジェン液はライトブルーのサラッとした液なので、こんなベタベタの黄色い汚れとは無縁のようにも見える。

それにしても、この装置、工具も使わずに簡単にバラバラにできるので、掃除がとっても楽チン。何十枚もの円盤が束になっているローラーディスクだけは、狭い隙間の中までこすって洗うことはできないけれど、それ以外はとてもすっきりと洗える。この辺がドイツ製らしいところ。

PICT0097.jpg

さて、今回はハイジェン液の替わりに、家庭用の洗剤を使ってみることにした。ハイジェン液は1回で50mlを使用するが、500ml瓶で4,000~5,000円もするようだ。効能は、水垢付着防止、臭いの発生防止、ローラーディスク上への水膜形成、といったものらしいが、これらは普通の界面活性剤でほとんど達成できそうだ。

そこで、最初に台所用の洗剤(ジョイ)を少量入れてみた。ところが、これが泡が出るわ出るわで、あっと言う間に泡だらけとなり、このままではシャボン玉製造機になりそうだったので、慌てて停止。

次に試したのは洗濯用の柔軟剤(ハミング)、これも立派な界面活性剤だ。今度はそれほど泡立つことも無く、順調に運転開始。難を言えば「フローラルの香り」が部屋に充満しちゃうこと。自分の好みの香りを選ぶか、無臭のものを使った方が良いみたいだ。

これで2週間程度運転してみて、汚れ具合等をチェックしてみることにしよう。

*ウチでは、この2週間ほとんど24時間連続、スイッチ1(弱)で運転してきた。当初気になった運転音はなじんできたのか慣れたのか、気にならなくなったが、さすがにスイッチ2(強)は依然として強烈な音で、とても運転する気にはなれない。

*水分補給は大体2日に1回、3~4リッター位。蒸発能力としては、60~80cc/hr程度となる(一番小型のLW14型)。部屋の湿度や温度にもよるので一概には言えないが、加湿器としての加湿能力は、他の方式と比べて小さいと言わざるを得ないな。

3/4追記 ハミングを入れてから約2週間後の状況を3/3のブログでレポートした。

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