来年の春分の日
今日(2/2)の日経新聞の片隅に「来年の春分、秋分の日」という記事を発見。
国立天文台は、2005年の春分の日を3月20日、秋分の日を9月23日などとする二十四節気を記した暦要項を2日付の官報に発表した。とある。
春分と秋分が毎年微妙に変動するために、春分の日と秋分の日が年によって変動していることは(多分)有名なことだし、翌年の祝日が官報で発表されるということも聞いていたが、それが2月の初日であることは知らなかった。さっそく、官報を探してみると、平成17年暦要項がありました。(が、二十四節気が途中で切れちゃってるんですが、国立印刷局さーん。)
さて、何故に春分の日と秋分の日は年ごとに微妙に異なるのかを正確に説明できるか?と聞かれると、やや自信がない自分に気付いたので調べてみた。正攻法で調べるなら、国立天文台ということで、これはFAQのトップクラスらしく、これが春分の日はいつか?の解答、そしてこちらが何故年によって変わるか?の解答。
ややわかりにくいので、更に探してみたら、こよみのページというホームページの中に、こんなにわかりやすい説明を発見。大感謝! なるほど、今まで春分の計算は相当高度な、地球の軌道計算等から求めているのかと思っていたけど、随分と簡単なんだ。長期にわたる春分と秋分の一般的な計算式は、こちらに載っているけど、原理は一緒だな。
ただし、国民の祝日である「春分の日」と「秋分の日」は、あくまでも毎年2月の初日の官報に翌年の分が記載されることで確定するのであって、さっきの計算式で求めた日が祝日になるという保証はないということらしい。ふむ、調べて見るとやっぱり何がしか勉強にはなるもんだ。
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