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2004/04/26

17年ゼミ 食べるのかよ?

最近、ところどころで聞いていた話だけど、今年はアメリカで17年ゼミの大発生の年なのだそうだ。YOMIURI ON-LINE(4/26)の記事、脅威!?米東部で「17年ゼミ」大発生…食の楽しみもから。

 17年に1度だけ地上に出現し、ほかの年には姿を見せない不思議な「17年ゼミ」の羽化が、ワシントン近郊やニューヨーク州などの米東部で、5月から本格化するからだ。セミがエアコンなどを詰まらせたり、果樹などへの被害も予想され、今夏の米国は蝉(せみ)時雨ならぬセミ軍団に襲われそうだ。

 農務省昆虫分類研究所とメリーランド州当局者は、首都に近い同州モントゴメリー郡で25日までに、今年初めての周期ゼミの羽化が確認されたことを明らかにした。オハイオ州のマウント・セント・ジョセフ大は、今年の発生状況について、同州シンシナティ近郊だけで約50億匹以上の17年ゼミが押し寄せると試算している。
(中略)
 ワシントン・ジョージタウンのホテルでは、この時期に、セミを避けて屋内のラウンジに駆け込んだ人に「17年ゼミ・カクテル」と名付けた食前酒をサービスする。ワシントンなどの複数のレストランでは、羽化したての軟らかいセミをソフトシェル・クラブ(脱皮ガニ)のように揚げる伝統のセミ料理を、期間限定で提供するという。また、セミの歌声を聞きながらの野外コンサートや、博物館のセミ展も予定されている。
(中略)
 ◆周期ゼミ=米東部には、毎年羽化する日本などのセミと違い、17年か13年に1度だけまとまって羽化する「周期ゼミ」が生息している。羽化する年や生息範囲の違いで15の群に分けられ、今夏に羽化を迎える3つの種を「ブルード・テン(第10群)」(学名Magicicada)と呼んでいる。全長約4―5センチと最も大きく、生息域も最大の15州にまたがり、血のように赤い目を持つ。

50億匹というのはどんな様子なのだろう? このセミの写真は これ、ごく普通のセミだな。アメリカでは、結構大騒ぎになっているようだ。例えば、 Cicada Mania は、いろいろなニュースや情報へのリンクも豊富。

さて、周期ゼミのことについては、そのものズバリ、米国周期ゼミの部屋なんてサイトで勉強できる。何故17年とか13年といった素数の年間隔で大発生するのか?の説明がされているが、環境の変化と進化との関係や捕食者との関係など、なかなか興味深い話だ。かのグールドも「ダーウィン以来」(bk1amazon)という本で、このセミの話を取り扱っているようだ。

ところで、読売新聞の記事にセミを食べる話が載っているが、本当かな?と思いきや、ここなどの情報から見ると、本当にピザにトッピングしたりしてそうだ。セミではないけど、教育目的と称して昆虫食品なんてのを売っているところを見ると、意外とアメリカ人はこういう食物が平気なのかもしれない。

もっとも日本でも、虫食文化研究会なんてのがあって、様々な虫を調理して食べ、そのレポート、虫食文化通信なんてのを出している。昆虫は栄養豊富なのだそうだが、でもこれ、やっぱりかなり気持ち悪い。

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アメリカで17年ゼミが今年大発生らしく。 日本のセミも6年とか土の中にいて、毎年6年前に生まれたのが出てくるけど、17年ゼミの場合、単に17年前に生まれたのが... [続きを読む]

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