エープリルネタ?
あのグーグル(Google)がメールサービス"Gmail"を始めるというニュースがあちこちに報道されている。日本語で詳しく書いてあるので、代表してCNN.or.jpのニュースを引用しよう。
グーグルが無料「Gメール」開始へ、容量1ギガバイトグーグルのオリジナルニュースリリースは、きちんと書かれているし、おまけに GmailのQ&Aサイトまで、しっかりと用意されている。
カリフォルニア州マウンテンビュー――検索エンジン最大手の米グーグルは3月31日、1ギガバイトの容量を持つ無料ウェブメールサービス「Gメール」を近く開始すると発表した。現在は対象を一部ユーザーに限定しているが、2週間以内には全ユーザーに向けてサービスを開始する見込み。競合するヤフーやマイクロソフトに対抗した新戦略。1ギガバイトの容量を持つ無料メールでは、ヤフーが展開する「ヤフーメール」の4メガバイト、マイクロソフトの「ホットメール」の2メガバイトをはるかに超え、画面1ページ分の電子メールが約50万件保存出来る。
また、送ったメールへの返信メールも一括表示することで、以前に何を書いたか分かるような「会話」方式を採用するほか、過去に自分が送受信したメールを検索出来るサービスも実施する。
広告は、バナーやポップアップ式ではなく、テキスト型を採用。ユーザーがやりとりしたメールの中に書かれた単語を機械が自動的に拾い、ユーザーの好みにより適した広告を表示する。例えば、機械がメール中の「コンサート」という単語を拾った場合、チケット会社から広告が来るような流れだ。
グーグルによれば、それらの作業はすべて機械の自動作業のため内部の人間にメールを読まれることはなく、メールの内容や個人情報が企業側に漏れることはないという。
しかし、いくら何でも無料のメールボックスに1GBはないのじゃないか? という違和感。しかも、メールの検索ってグーグルの技術を使ってどうのこうの、という程のニーズがあるのだろうか? やっぱり、これってエープリルフールっぽくない?? Googleは、正式リリースする前に Google Labs でしばらくテストするはずなのに、Gmail はここには公開されていないのも怪しい。
ところが、あの The NY Times や BBC News を始めとして、海外でも多くのニュースサイトが取り上げている。
日本では、NIKKEI NET、Sankei Webあたりが報じている。朝日、読売、毎日は、様子を見ているのだろうか?
コンピュータ系でもCNET JapanやITmediaニュースなどが記事にしている。
一方、スラッシュドットでは、日本もアメリカも、どうせエープリルフールネタだろう、という会話がなされているようだ。2chは、半信半疑ながらも信じている雰囲気か。。
何だか、今年はエープリルフールネタがやけに巧妙なもの(ex. パテントサロン)が多かったみたいで、騙されないためにはどうするのが良いのか、しばし考えてしまったが、やっぱり一番賢いのは、今日は判断を保留して、明日になるまで様子を見る、ということかな。。
さて、もしもこれがエープリルフールネタだとして、報道してしまった各社はどうフォローするのだろう、そちらの方が楽しみなのだが。。
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