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2004/06/02

脳力トレーナー

NIKKEI NET(6/2)の記事。セガトイズと東北大、「脳力」鍛える携帯ゲーム機開発

 電子玩具のセガトイズは東北大学と組み、脳の働きを活発にする携帯ゲーム機を発売する。川島隆太同大教授の研究理論に基づいた設計で、単純な計算問題を繰り返し解く仕組み。アニメーションによる演出など玩具のノウハウを織り込む。

 9月上旬をめどに携帯ゲーム機「脳力トレーナー」を発売する。画面に表れる足し算やかけ算などを繰り返し解き正答率や回答時間を計る。過去1年間の計測データを保存し成績の推移も確認できる。40―50歳代のビジネスマンや高齢者らを対象に販売する。徐々に領地を広げていく戦国大名をなぞらえたアニメーションで目標達成度などを表現、ゲーム性を高める。価格は1台5000円前後。初年度は5000万円程度の売り上げを目指す。

最近、記憶力の低下を痛感しているし、ちょっと興味のある話かも。この記事に出てくる東北大の川島研究室のホームページを見ると、リンクも豊富なので、その「研究理論」の一端が垣間見える。(「未来新素材創製分野」と脳の研究の関係がよくわからないけど。。)

セガトイズのホームページでは本件は発表されていないけど、今度発売するゲーム機は、大人のドリルシリーズにあるような、単純な計算を繰り返すものらしい。まあ、確かにこの手の単純な繰り返し訓練は、本よりも、携帯ゲーム機向けかもしれない。

数年前に献血のご褒美に岡山県から貰った、カシオの電子辞書EX-word XD-E55のスペルゲームにはまってしまったことがあるけれど、新たな単語が覚えられるというメリットと得点を競うゲーム性がうまくマッチしていたように思う。それに比べると、単純な計算問題を如何に続ける気にさせるかが、セガの腕の見せ所という所だろうか? (どうせなら、脳力トレーナー機能単独ではなく、他の機能も搭載した方が良さそうに思えるけど。)

単純な計算能力が、使わないでいると錆び付いていくことは何となく実感できるけど、単純な計算問題の繰り返しだけで果たしてどの程度の効果があるのだろうか? 個人的には、単に目から入った情報を頭の中で処理して出力するような勉強は中々身に付かず、手を動かして紙に書いたりキーボードを叩いたりすることで、頭への定着が進むように思うのだけど。

それにしても、「脳力」が向上したかどうかは、どうやって判定できるんだろう? 是非自己診断してみたいものだが。

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コメント

ようやく発売になったみたいだ。

http://www.segatoys.co.jp/brain_trainer/index.html">セガトイズ brain trainer

投稿: tf2 | 2004/10/18 18:11

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