マメールと運芽ican
MSN-Mainichi INTERACTIVE(1/20)のニュース。タカラ:育てるとメッセージが見える「植玩」を開発
タカラは、マメを育てると芽が出た時に「I LOVE YOU」「ありがとう」など6種類のメッセージが見える「MA・MAIL(マメール)」を2月10日から発売する。1個714円。タカラのサイトでは、マ・メールという1ページだけが見つかった。なるほど、おもしろいアイデアだ、と思ったら、つい最近運芽icanというのが、別の会社から売られているのを発見。良く似ている、というかマンマ一緒だ。特に目新しい部分もなさそうだし。。「MA・MAIL」はナタマメの種が入った缶で、水をやると約5日間で発芽する。発芽した芽についた種子の皮に送り主にメッセージが見える仕組み。独自開発の技術で種子の表面に、中を傷つけないようレーザーでメッセージを彫り込んだ。芽が出たあとは普通に育てられる。
同社は、この商品を「遊びと癒やし」をテーマにした「植玩」として力を入れていく方針。誕生日のプレゼントや母の日、バレンタインデーなど年間を通しての需要を見込んでおり、年内に100万個の出荷を見込む。
この本家、運芽ican の製造元は韓国で、イーディーコントライブという会社が輸入しているものだ。どうやら昨年、韓国のドラマで紹介されて大ヒットとなったらしい。ここ最近の韓流ブームに乗って日本でも大ヒットさせようとしたところ、タカラさんも同様に目を付けたというところだろうか。
文字はレーザーで種子に焼き付けているようで、当然外側に書かれているから、発芽して開くまでの間はメッセージが見えるけど、開いてしまうと、裏側になってしまうから見えなくなるみたいだ。
このマメは、どちらも同じナタマメという種類のようだ。これは、刀豆と書くようだけど、これ自身が健康食品として人気あるらしいし、ナタマメ茶などもあるようだから、どうせなら、このメッセージ入りの豆も大きく育てて健康になろう! なんてのは無理だろうか?
*ナタマメはジャックと豆の木のモデルになった豆だという説もあるようだが、ジャックと豆の木会によると、ジャックと豆の木の豆はブラックビーンという種類のようで、写真で見ても外見が随分と違う。
検索していて見つけたのが、Speaking Rosesというサイト。About Usの解説によると、本物のバラの花びらにメッセージを印刷(embossとなっているけど)する技術のようで、オーダーメイドで好きなメッセージやロゴなども印刷できるようだ。立体的なバラの花に直接印刷するとは、なかなか優れた技術のように思えるのだが、調べてみると、どうやら中国のメーカーが開発した装置らしい。
Speaking Rose Machineという装置そのものが売られているようだが、日本ではまだこの関連の商売をしている人はいないようだ。。結構はやりそうな気がするが、先のサイトを見る限り、特許技術らしいからライセンスを受ける必要があるのだろうか。(ざっと見た範囲では具体的な特許はみつけられなかったけど。。)
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