234回目の献血とvCJD対策状況
前回 2/17に続いて、丁度4週間ぶりの成分献血。またまた相模大野献血ルームで血小板成分献血。今日は外も暖かく、室内は暖房が効いていて暑いくらい。そのせいか、血の出も良かったようだし、痛みもなく快適な献血だった。
今日はおまけとして新たに電子体温計と万歩計がラインナップされていた。でもどちらも既にまともに機能するものを持っているので、今回はあっても邪魔にならないものということで、おコメをもらってきた。(新潟コシヒカリ 750g)
毎回のおまけとは別に、スタンプを押してもらっていたカードが今回10ポイントとなったということで記念品をもらった。『「ラーラ・トルニエ」モーニングセット 8PC』という奴で、ここで見てみると定価500円か。。 いかにも見るからに安っぽいし、貰っておいて言うのはなんだけど、あまりうれしくないなぁ。。
ところで、例の日本での vCJD患者の発生に伴う献血制限だが、赤十字の英国渡航歴がある方の献血の受入れについてによると、2/28以降は1980年以降に通算1ヶ月以上の英国渡航歴のある人は献血を断ることになっている。また、3/8付けの厚生労働省の発表によると、
(1) 1996年までに英仏に1日以上滞在歴がある者の献血を制限する。(1997年以降はこれまでの6ヶ月以上の滞在歴の制限を継続)という案を、今後安全技術調査会での検討後に施行することになっている。その後、赤十字のサイトにも厚生労働省のサイトにも新たなお知らせがないところを見ると、現時点では滞在期間が1ヶ月以上の場合に献血が拒絶されるということになりそうだ。
(2) EU諸国(注)において、2005年1月以降の滞在者については献血における滞在歴の制限は行わないこととする。
で、実際の献血ルームの対応はどうなっているのか、少し興味を持っていた。確かに、入口には英国に1ヶ月以上の渡航歴のある人は献血をお断りする旨のポスターが掲示されていたが、受付の応対や問診表には、特にそれらしい内容はなかったようだ。問診表は「海外に住んでいたことがありますか、またはこの1年間に海外旅行をしましたか、それはどこですか?」というような従来の内容のままだったから、献血する方が気を効かして「実はだいぶ前にイギリスに旅行に行きました」とでも正直に答えない限りはチェックできないはずだ。実際、医師による問診でも、この部分を特に念入りに聞かれることはなかったし。。
こんなんでいいのか? と疑問に思ったのだが、献血を終えてから「アンケートをお願いします」と言って紙を渡された。これは「1980~1996年の間に、イギリスまたはフランスに、1日以上もしくは6ヶ月以上滞在したことがありますか?」というような内容。
でも無記名だし、これでどうするつもりなのだろう? これで「あります」と答えていたら、どうなるのかなあ? 無記名だけど、対面式アンケートだから氏名はわかるし、採った血を廃棄したりするのだろうか? それなら、誰が考えたって献血前にチェックするべきだよなあ。そもそも6ヶ月以上(本当は1ヶ月以上)滞在していたら、その血は使ってはいけないと決まっているはずだし、1日以上の場合にはまだ最終決定はしていないはずだし。もしかして、この制限を導入したらどの程度献血量が減少するのかを調べているのかな?
うーむ、相変わらず赤十字の考えていることはよくわからん。。。
タイミング良く、NIKKEI NET(3/18)に、変異型ヤコブ病対策で献血者6%減?・厚労省試算という記事が載った。これによると、
国内初の変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の患者が滞在していた英国、フランスへの渡航者からの献血を断る方針を決めた厚生労働省は18日、献血者が最大6%程度減るとの試算をまとめた。日本赤十字社が現在、より正確な予想のために献血者の渡航歴調査をしており、厚労省は結果をもとに、献血呼びかけの強化や輸血量抑制の要請などの対策を決める。ということで、現在行っている調査というのがあのアンケートだったようだ。。
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