241回目の献血と「けんけつちゃん」と血液型
前回10/21以来、28日ぶりの献血。今回は、他の用事のついでもあって、いつもの相模大野献血ルーム。いつもと時間帯は同じだったのだが、とても空いていて、ほとんど貸し切り状態。今までこれだけ多くの献血を繰り返してきたけど、こんなに人がいないのは初めて。受付、医師、スタッフ、みんな手持ち無沙汰状態。。 こんなんで大丈夫か、日本の血液事情は?
検査は右腕、献血は左腕。今日は珍しく血小板成分献血をお願いされる。採血-返血のサイクルが3回だったが、2回目の採血の途中で流量が低下して、何度か機械が停止。結局、チューブの針先に近いの5cm程度の部分をローラーで何度かしごいたら、快調になり、以後は順調。たまにこういうことはあるらしいけど、これっていわゆるドロドロ血って奴だろうか? 普段から水分は多めに取っているつもりなのだが。。
ちなみに、これだけガラガラ状態なのだが、今日は血漿成分は余り気味ということで、血小板成分献血か400mlの全血献血をお願いしているとのこと。よくわからないけど、そんなものなのか??
おみやげは、4/25の献血の時と同じ、SUNSTARのガム・電動歯ブラシ(乾電池式) TZ-35をいただいてきた。4月の時には現役モデルだったのだが、今はサンスターの公式サイトのラインナップからは消えている。。
ところで、10/21に紹介した「けんけつちゃん」だが、受付の棚の上にぬいぐるみが置いてあり、壁にはポスターが貼ってあった。このポスターをよく見ると、それぞれ違う名前のついた5人組のように見えるのだが、詳しい説明がない。そもそもこのポスター、かなり目立たない所にひっそりと掲示されていて、少なくともこの献血ルームでは、「けんけつちゃん」を前面に押し出してキャンペーンをやっているようには見えない。
「けんけつちゃん」のぬいぐるみの姿は兵庫県赤十字血液センター スタッフ日記で見られるのだが、やっぱり「けんけつちゃん」は5人組だったのだ。「けんけつちゃん」というのは、グループ名だったのか? 探してみると、はばたき福祉事業団のページに、けんけつちゃんの5人の仲間の紹介が載っているのだが、全部同じ顔で、着ている服以外には区別がつかない。。 5つ子かな?
この5人、胸に「けんけつ」と書かれたチッチ以外の4人は、どうやらA、B、O、ABの血液型をモチーフにしているようだ。気になるのは、4人それぞれの性格まで設定されている点。まさか、ABO式の血液型と性格とは関係があるという「俗説」に基づいているのでは?(血液型性格診断の問題とは何?という人は、是非一度 血液型性格判断をやめようや、遺伝学からみた血液型性格判断を見て欲しい。) ちなみに、ここでは
A型のエイッチ:みんなをまとめるしっかりもの
O型のオータン:いつでも元気なムードメーカー
B型のビービー:いつも素直ながんばりやさん
AB型のエビリン:みんなに優しいおっとりタイプ
となっているのだが、どうだろう? 結果的に厚生労働省が、血液型に性格を割り当てることを認めているように見えなくもないのだが、考えすぎか?
なお、ポスターには厚生労働省の名前が入っていたけど、厚生労働省や赤十字のサイトには「けんけつちゃん」を紹介する記事は一切掲載されていないようだ。先月のキャンペーンに合わせて生み出されたけど、かわいそうに、早くも生みの親から見離されてしまったのかもしれない。。。
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コメント
http://www.abo-world.co.jp/
このサイトは真っ向から血液型性格判断を
支持するサイトですが、
金が絡んでるだけあってかなり強力にコンテンツ作ってます。
対して研究機関やら大学やらは鼻であしらう程度なので誤解が収まらないのではと思います。
こう言うのは国で徹底的に反論してくれると良いと思うのですが…
ああ、マイナスイオンもw
投稿: xtc | 2005/11/19 06:22
ご紹介していただいた「ABO WORLD」は知りませんでした。ありがとうございます。「NPO 血液型人間科学研究センター」ですか。。
せっかくだから、4人の「けんけつちゃん」の性格が「血液型人間学」で説明されるものと一致しているのかどうか調べてみましょうかね。。
投稿: tf2 | 2005/11/19 13:32