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2005/12/01

2005年11月の天気予報傾向

今年の2月から始めた、東京地方の過去の天気予報 は、過去の天気予報データを順調に蓄積中。

10月は雨の日が多かったのだが、一転して11月は雨が降らないなあ、という実感があった。実際にデータを見ると、1mm以上の降水のあった日数がわずか3日間ということで、以下のように、今年の中では最低日数を記録。

  1月: 4日
  2月: 6日
  3月: 7日
  4月: 8日
  5月:12日
  6月:10日
  7月: 9日
  8月: 9日
  9月: 8日
 10月:17日
 11月: 3日

このため、11月の降水確率予報はかなり空振りが多かったようだけど、まあ、仕方ないか。。 

一方、気温については、最近になって、グッと冷え込んでいるような感覚がある。実際の気温の変化幅は、最高気温が12度、最低気温が9度と、10月の変化幅(15度と7度)と比べると、最高気温の変化は小さく、最低気温の変化は大きい。この最低気温の変化が寒さを実感させているのだろう。

ところで、天候や気温の予報精度について、これまで相関グラフの傾きや誤差の平均値を一覧表にして表示していた。さすがに数字の羅列を見ても何だかわからないので、グラフにしてみた。まあ、これを見てもやっぱり何だかよくわからないのだが、見る人が見れば何かわかるかもしれない。。。 例えば、11月は最低気温の予報誤差がかなりマイナス(実績が予報よりも低い)側にずれたこととか。(気象庁の11月の天候でも、関東地区の11月の気温は平年に比べて低めとなっている。)

なお、先月の記事で、

 ・「晴れ 時々 くもり」はあるけど「晴れ 一時 くもり」はない
 ・「くもり 時々 晴れ」はあるけど「くもり 一時 晴れ」はない
 ・「くもり 時々 雨」はあるけど「雨 時々 くもり」はない
 ・「くもり 一時 雨」はあるけど「雨 一時 くもり」はない

という傾向が見られるが、それは何故だろう? という疑問に対して、xtcさんが答えを調べてくれた。どうやら、これらは「気象予報作業指針」というもので規定されているとのことで、例えば、晴れで一時雲が多くなって曇りになったとしても、大した問題ではないので、この場合は「晴れ 一時 くもり」ではなく「晴れ」としてしまう、というような具合らしい。

まあ、必ずしも納得できるものではないけど、ルールはルールなのでしようがない。ということで、今後はこの空白だらけの表も、少し整理することにしようかな。。

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