「日本語テスト」をやってみた
MYCOM PC WEBのニュース(1/12)から。ジャストシステム、日本語テストを実施 - 予想に反した結果も
ジャストシステムは12日、漢字や仮名づかい、敬語、文法、手紙の表現など日本語のレベルを簡単に調べることができる「ATOK presents 全国一斉!日本語テスト」を期間限定で開始した。問題は「『危機いっぱつ』の正しい書き方は、どっちでしょう。」(例題)などといったもの。回答は選択式で、最近ゲームソフトでも人気の、脳のトレーニングに似た感覚で楽しむことができる。ということで、ここのところ日本語がブームとなっているようだが、悪いことではないだろう。自分の実力を知るにはチャレンジするのが一番、ということで、ATOK presents 全国一斉!日本語テストを試してみた。同社は2005年12月に同じテストをWeb調査方式で実施しており、プレテストは以下のとおりに行われた。
内容:漢字力、表記力、文法、敬語、手紙の常識、語彙力を問う多肢式30問
問題作成:『明鏡国語辞典』編集委員の鳥飼浩二氏
全回答人数:首都圏に住む10~50代の男女1,037人(男性49.9%、女性50.1%)
プレテスト結果では、慣用表現の誤用は、10代~20代の方より、40代~50代の方が多かったとされる。敬語は20~30代の社会人、現代かいによる読み書きは10~20代の学生が得意とし、上の世代が逆に不得意とするなどの構図が浮き彫りにされた。総合平均点 59.6点(男性58.8点、女性60.4点)
結果は、67点「ふつうです」。寸評は「ボキャブラリーを増やそう。」だった。30問中21問が正解だったのだから70点でも良さそうなものだが。。 もう少しいい点が取れるかと思ったけど、問題がちょっと非実用的だったせいではなかろうか、と言い訳してみたりして。。
具体的にコメントしたいところだが、ネタバレになるので控えておく。まあ、敬語は比較的簡単だったかな? 話の種に一度チャレンジしてみては如何だろう? 期間限定で2/28までらしい。
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コメント
さっそくやってみました。奇しくも同じ67点[ふつうです]。寸評はしかし「日本語力をもっと向上させよう。」根本的にダメ出しされたみたいでちょっとくやしい。出題傾向が…とか言い出すと遠吠えですかそうですかうう。
ただひとつ気になるのは、このテスト間違いなく「ネット上でわざわざコレにコミットする」バイアスがかかってる訳で、例えば年賀状はナニが何でも硯と筆でとかこだわるおじさんなどはあらかじめハネられた統計になってるでしょう。世代別の傾向は面白いけれど、結論めいたことを導くのはちと早計かと。
投稿: ヒスタミン | 2006/01/14 23:06
コメントありがとうございます。ご指摘のとおり、インターネットやPCを使用した調査というのは、かなり偏った母集団となっているのでしょうね。まあ、この30問の結果から傾向を導き出そうとするには、そもそも出題傾向にも問題がありそうですし、あくまでも話の種ということで。。
投稿: tf2 | 2006/01/15 19:17