2006年1月の天気予報傾向
東京地方の過去の天気予報 は2年目に入り、だいぶデータも蓄積されてきて格好もついてきた。
先月サイトの整理をしたついでに、アクセス解析も導入してみた。その結果、意外なことに、95%程度が1度目の訪問で、定期的に訪れている方は非常に少ないということがわかった。気象庁の天気予報の的中率が気になって、定期的に見に来る人がいるのではないか、と思っていたのだが。。 確かに、天気予報を見るだけならここに来なくても、もっと見安いサイトがいくらでもあるわけだし、わざわざ過去の天気予報を見たいというケースは非常に少ないというのも納得がいくのだが。
おもしろいことに、訪問者数はかなりコンスタントで土日も大きく落ち込むことがない。1日平均でユニークアクセスが30~40、ページビューが70~80程度である。どんな人たちがどんな情報を求めてやってきているんだろう? リピーターが少ないということは、求める情報がなかったということなのか、それとも一度の訪問で満たされたということなのか? まあ、月に1度以下の頻度で定期的に見に来てくれる人もいるかもしれないので、もう少し長い目で見ていよう。
今月から新たに、前日分の降水確率の的中率も算出するように変更した。前日の降水確率予報は6時間毎に区切って発表されているのに対し、降水実績データは1日当たりの降水量データしか入手していなかったので、そのままでは的中率の計算ができないため、従来は前日分は空欄としていた。今月からは、気象庁の昨日までのデータ(統計値)のページで、「1日の毎時の値」を選び、1時間毎の降水量から6時間毎の降水量を求め、降水確率の的中率を算出するようにした。(降水確率精度)昨年分もさかのぼってデータを集めれば同じことができるのだが、さすがに面倒なので手をつけていない。
さて、2006年1月の天気予報の精度だが、東京地方は1mm以上の降水のあった日が3日だけと総じて晴天だった一方、1/21には本格的な積雪があったりとメリハリのある天候だったのだが、そのためか全体的に予報の的中率が高かったようだ。トレンドグラフを見ても、かなり良く予想できている様子が見て取れる。
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コメント
ネットでたまたま行き着いて、非常に面白かったので拝見させていただきました。
純粋に疑問に思った事があります。
「過去の天気予報」はどうやって入手できるのですか?
例えば2000年10月2日の天気予報
など、こういったデータと言うのは気象庁などで蓄積されてるのでしょうか。
また我々一般人は見ることができるのでしょうか。
もしよかったら教えて下さい。
投稿: 孫悟空 | 2006/02/09 04:28
コメントありがとうございます。一般的には過去の天気予報を入手する方法としては、過去の新聞を調べるのが最も確実かと思います。図書館に行けば縮刷版も置いてあるでしょうし。
気象庁に問い合わせた場合に教えていただけるかどうかはわかりません。何となく教えてくれないような気がしますが。。
私の場合には、気象庁が発表する天気予報を毎日パソコンに取り込んで、これを蓄積しているだけです。毎日決まった時間に取りこぼしなく取得しないといけないので大変ですが、色々と苦労しながらとりあえず1年間続けてこれました。(海外に行ってる間も、毎日インターネットにアクセスして、わざわざ東京の天気予報データを取り込んだりもしましたし。。)
投稿: tf2 | 2006/02/09 10:16
ありがとうございます。
参考にさせていただきます!
投稿: 孫悟空 | 2006/02/09 21:39