無事帰国:やっぱり時差ぼけ無し
6/8に出国し、アメリカで17泊し、昨日6/26に無事帰国した。滞在したのはオハイオ州のクリーブランド、五大湖の1つのエリー湖のほとりの街、とその周辺である。
最初の1週間ほどは、非常に安定した好天で、湿度が非常に低く、気温もさほど高くなく、とても過ごしやすい爽やかな日が続いた。ただし、日陰は肌寒く、陽に当たると暑いという、なかなか経験したことのない気候だった。
一方、次の1週間はガラッと天候が変化して、蒸し暑く、気温も上昇し、夕方から夜には雷雨があってと、日本の真夏のような気候だった。
タイムゾーンはアメリカの東部標準時となり、NYなどと一緒なのだが、NYよりはかなり西にあって、しかも夏時間で1時間時計を進めているし、この時期は夏至の付近ということで、何と日没は21:30頃。完全に暗くなるのは夜10時頃というわけで、晩ご飯を食べてレストランから出ると強烈な日差しに出迎えられるという違和感を満喫できた。。
今まで海外に行った時も帰った時も、いわゆる時差ぼけというものになった記憶がない。以前は国内の日常生活が非常に短時間睡眠化していたため、たまに海外に出ると飛行機の中でも良く眠れるし、目的地で昼寝もできるし、それでも夜は熟睡できるということで、単に慢性睡眠不足を海外で解消しているだけなのかと思っていた。
日頃からいつも時差ぼけ状態で生活しているから、海外に行っても特に時差ぼけを感じないだけじゃないの? と指摘されたりもしたが、僕はむしろ、時差ぼけになるなんてのは、普段の仕事で楽しすぎてる証拠じゃないのか? と突っ込んだりしていた。。
今は仕事をほとんど自分でコントロールしてるため、生活は不規則だが睡眠時間は以前よりはかなり長くなっている。それでも、今回もアメリカに着いた初日から夜はたっぷり眠れたし、夜にふと目が覚めることはあっても、またすぐに眠れたし、寝られなくて困ったことは全くなかった。また、日本に戻ってくるときも、飛行機の中で数時間眠ったけど、帰国した昨晩もぐっすりと眠れた。
どうやら何人かの話を聞くと、普段から睡眠不足気味の人でも、結構きつい時差ぼけになり、眠いのにどうしても寝られない状態になるらしいから、僕のこの状況はかなり特異なものらしい。そういえば、普段からいつでも眠れるし、昼寝をたっぷりとしても夜に眠れないということもない。どうやら体質的に時差ぼけになりにくいということかもしれない。
何しろ今まで時差ぼけに悩んだことがないので、時差ぼけってどんな症状が出るのかよくわかっていなかったりする。ちょっと調べてみると、『ぐっすりネット』によると、必ずしも睡眠障害だけでなく、食欲不振とか便秘のように内臓関係にも症状が出るようだ。僕の場合は睡眠障害は出ないけど、今回は内臓関係の調子が数日間あまり良くなかったのだが、もしかしたら時差ぼけだったのかもしれない。。
このサイトでは「規則正しい生活をしている人」は時差ぼけになりにくいと書いてあるのだが、健康ワンポイントでは「日本で規則的な生活を送っていらっしゃる方ほど時差ぼけはきつい。」と全く逆のことが書いてある。。 実はこの辺はあまりわかっていないのだろうか?
僕の個人的な感覚だと、普段の生活習慣が時差ぼけに影響するのではなく、逆に、時差ぼけになりにくい人は睡眠を自分でコントロールできるわけで、規則的な生活にも不規則な生活にも、どちらにでも自由自在に対応できるってことのような気がする。
ちゃんと確認したことはないが、どうも僕の親や兄弟姉妹は時差に強く、そろって睡眠について特異な体質を持っているのではないか、という気がしている。(誰からも夜眠れないという話を聞いた記憶がない) もしもそうだとすると、時差ぼけになりにくい遺伝子というのがあるのかもしれない。。 興味のある研究者の方は遠慮なくコンタクトください。色々な時差のある海外に行ってみて、現地で睡眠状態を観察するっていう実験の被験者に応募します。。
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