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2006/08/23

GPS付きスピードメーター

久しぶりにFujiSankei Business iで見つけた新製品。 カシオ計算機 GPS付きスピードメーター発売

カシオ計算機は、GPS(衛星利用測位システム)電波受信機能を内蔵し、ランニング中に走行距離、速度、ペースをリアルタイムで表示する腕時計型スピードメーター「GPR-100」を9月30日に発売する。

 重さ64グラムとGPS利用機器としては世界最小、最軽量となる。ペース配分を意識したランニングが行えるので、長距離走やマラソンのトレーニングに使える。価格は5万6700円。当初月産個数は3000個。

ということで、タイトルを見たときには、何用のスピードメータかと思ったけど、まさか人間用のスピードメーターだったとは、ちょっと驚き。カシオのリリースを見ると、このスピードメーターはかなりの優れもののようだ。

ランニング中の走行距離、速度などの情報の表示はもちろん、GPS衛星からの時刻情報を受けているため、世界中どこでも常に正確な時刻を表示できるようだし、あらかじめセットした地点と現在地との距離や方角を表示もできる。まあ、GPSなんだからそのくらいできて当然といえば当然だが、腕時計もついにそんな機能を持つようになったのか、という感じ。重量は約64gということで通常の腕時計と比べても特に重くはない。これなら電波腕時計よりよっぽど便利じゃないのと思いきや、決定的な弱点として電気を食うという問題があるようだ。

このスピードメーターはリチウム2次電池を搭載していて、電池持続時間はノーマルモードで約2時間、ローパワーモードでも約4.3時間とのこと。これでは、ちょっと長いジョギングをしているとすぐに電池切れになってしまう。普通に走るときには周囲に充電可能箇所はなかなかなさそうだし、使い方はかなり限定されるような気もする。。 さすがにもう少し長時間動いて欲しいものだ。

また、以前毎日のようにジョギングし、時々長距離を走っていた経験から考えると、普段走るコースの距離は大体把握しているものだし、時々時計を見て現在の速度などを走りながら計算するのも結構時間つぶしになったり、色々と考えるのも楽しいものだ。また、時々刻々の速度がわかるというのも楽しいような、逆にいろいろとプレッシャーになるような感じもするし、それに値段も値段だし、結局どんな人が買うんだろうな? 

ところで、今やGPSは携帯電話にも搭載されたりしているわけで、探してみるとinside out(hirax.net)では携帯電話のGPSを使ってしっかりとスピードメーターを実現しちゃっている。

また、自動車用のGPSスピードメーターなんてものもあることがわかった。車にはスピードメーターが最初から搭載されているのに今さらどうして?と思うのだが、誤差が非常に小さいことに存在意義があるようだ。業務用のGPS式車速計などの場合、距離精度±4cm、速度精度±0.1km/hrと、非常に高い精度が実現できているようだが、GPSだけでそんな精度が出るのだろうか?

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