健康診断を受けてきた
きょうは朝から健康診断を受けてきた。会社をやめて以来、今年こそは受診しようと思いながら、ずるずると先延ばしにしていたのだが、何とか受診することができた。
会社員時代は、毎年健康診断の受診が義務化され、40歳以降は胃のX線撮影、大腸がん検査や眼底検査などを含むフルセットで受けていた他、特定化学物質を扱っている職場にいた関係でそれとは別の健康診断もあり、しかも節目の年齢に到達すると人間ドックを受診するという制度もあった。(参考:従業員の健康診断)
今は個人事業主という立場だが、健康診断は義務ではないので、自由意志で受けることになる。基本的には、自治体が行っている健康診査を受けることになる。横浜市の場合、基本健康診査は1,200円だが、診査項目は、身長・体重測定、尿検査、問診、血圧測定、血液検査、および心電図だけ。
市が定期的に開催している健診会場では、胸部X線撮影、胃のX線撮影、大腸がん検査などは受けられないので、これらの検査は別に申し込んで受診する必要がある。それは面倒なので、多少金額は高くなるのだが、今回はこれらの健診を全部やってくれる医療機関を探し、まとめて受診することにした。結局、事前に予約しておいて、朝から受けて約1.5時間で終了。結果は、数日後に郵送されてくる予定。
結局、基本健康診査に、胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がんの検査を追加して、全部で 9,240円と結構大きな出費となった。これだけの出費となると、毎年受けるのはちょっと躊躇したくなるが、年々歳を取るわけだから、本当は若い時よりもきちんと検査することが望ましいに決まっている。そう考えると、若い時期に会社員として毎年2回も健康診断を受けておいて、歳を取ってからは、たまにしか受診しないというのは、何とも皮肉な話である。
これだけお金がかかるなら、来年からは横浜市国民健康保険 一日人間ドックを13,000円で受けた方がコストパフォーマンスは良さそうだ。それにしても、こういう検査を受ける場合、過去の検査結果は各自が自分で管理することになるわけで、その点でも会社などでの定期健診とは大きな違いがあることになる。
ちなみに、世の中の受診率がどの程度かというと、こちらの資料によると、地域の受診率は案の定 30%程度とかなり低い。一方、こちらの資料によると主婦の受診率は意外と高いようだ。
さらに、健康診断に関しては、個人事業主の場合には健康診断費用が経費として認められないという問題もある。年間 1,000円程度ならばともかくも、各種がん検査を含めて専従者ともども受けた場合には結構な金額になるわけだし。。 会社だったら費用として認められるのに、個人ではそれが費用として認められないというのはどうなんだろう?
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コメント
郵送で結果が送られてきた。幸いにも、全項目異常なし。まあ、毎月のように献血で血液検査を行っているので、あまり心配はしていなかったけど、各種がん検査なんかは、数年ぶりだったので、拍子抜けというか、これで一安心というところ。
ついでに、昔の会社員時代の健康診断結果を取り出してきて、表を作成してみた。実は、20年くらい前からの結果をきっちり取ってあったので、それなりに意味のありそうなトレンドが読み取れそうだ。(思った以上に変化が小さいものだというのが実感)
投稿: tf2 | 2007/03/29 20:57