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2007/04/02

2007年3月の天気予報傾向

東京地方の過去の天気予報 のデータ更新を終了。先月から気象庁の過去の気象データ検索のページの機能が大幅に変更となったのだが、従来よりも使い勝手は悪くなったような気がする。

さて、気象庁の3月の天候にもあるように、3月は中旬が結構冷え込んだ一方で、上旬と下旬はかなり暖かく、温度変動幅が非常に大きかった。ちなみに、気象庁のサイトで1971年から2000年までの毎日の最高気温・最低気温の平年値から、各月の気温差を取り出してみると
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        最高気温            最低気温
     最高  最低  変動幅    最高  最低  変動幅
  ----------------------------------------------------------------------------
  1月 10.6℃  9.3℃  1.3℃    2.9℃  1.7℃  1.2℃
  2月 11.0   9.3   1.7     3.3   1.7   1.6
  3月 15.2   11.0   4.2     7.4   3.4   4.0
  4月 21.1   15.4   5.7    13.1   7.6   5.5
  5月 24.5   21.2   3.3    17.2  13.2   4.0
  6月 26.3   24.6   1.7    20.1  17.4   2.7
  7月 31.1   26.4   4.7    24.4  20.2   4.2
  8月 31.2   30.0   1.2    24.4  23.4   1.0
  9月 29.9   24.1   5.8    23.3  18.0   5.3
  10月 23.9   19.4   4.5    17.8  12.2   5.6
  11月 19.3   14.3   5.0    12.1   6.7   5.4
  12月 14.2   10.7   3.5     6.5   3.0   3.5
  ----------------------------------------------------------------------------
となり、1年の中で気温の変動の大きいのは4月と9月頃であることがわかる。一方、今年の3月は、最高気温が24.1~9.8℃で変動幅が14.3℃、最低気温が12.6℃~2.6℃で変動幅が10.0℃と、平年値と比べてみると、いかに変動幅が大きかったがわかる。しかも、最高気温の24.1℃は5月並みだったわけだし。。

そのため、3月の気温予想は、気温相関で見ると、かなり良い成績(高い相関)を示しているように見えたのだが、気象庁が採用しているRMSE(2乗平均平方根誤差)で比べると、特に良くはなかったようだ。

結局、今年は3/16に何とか初雪が観測された一方で、とうとう最低気温が氷点下となる日がなかった。しかし、過去に氷点下となった日数を調べてみると、2006年は9日間、2005年は2日間、2004年は0、2003年は4日間、2002年は1日間、2001年は4日間ということで、氷点下にならなかったのはそれ程珍しくはないようで、むしろ昨年が異常に多かったと言えるかもしれない。

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