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2007/06/29

258回目の献血

前回6/1以来、28日ぶり。前回同様に相模大野献血ルームにて。今日もまた非常に空いていて、受付から問診、検査、献血までとても順調にサクサクと進んだ。

今回も前回、前々回と同様、その場の検査結果を見て、血漿成分献血となった。今回も検査は右腕、献血は左腕。昔はもっぱら右腕からの献血だったのに、いつの間にか血管が腕の中に埋没してしまったようで、最近の献血は左腕からばっかり。こうしてみると、血管の様子は意外と左右非対称なものだな。。

おみやげは、お米、歯みがきセット、折り畳み傘、アルミの飲料ボトルの四択。今回は歯みがきセットにした。

このセットは、薬用デンタルファミリーセットという奴で、フジサワデンタルLとシルクスターLという薬用歯みがきが1本ずつと、ハブラシが1本はいっているいつもの奴なのだが、よくよく見ると箱が今までのものとは微妙に異なり、販売元も違うではないか。以前のは「発売元」がゼファーマと書かれているのだが、今回もらったものは「販売元」が第一三共ヘルスケアとなっている。薬品業界は最近いろいろと合併などがあり、なかなか覚えきれないが、ウィキペディアによると、今年4月にゼファーマは第一三共ヘルスケアに吸収されたとのこと。なお、この歯みがきの製造販売元は日本ゼトック株式会社となっており、なかなかややこしい。

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2007/06/26

虫の侵食で消えてしまいそうな島

MSN毎日インタラクティブの記事(6/26)。無人島:虫が大繁殖、消滅の危機 瀬戸内海

 東広島市安芸津町沖の瀬戸内海にある無人島・ホボロ島が、ナナツバコツブムシという虫の大繁殖で消滅の危機にひんしている。無数の虫が掘った穴に波が打ち寄せることで岩が削られ、二つあった岩山のうち高かった方は完全に崩落した。調査を続けている沖村雄二・広島大名誉教授(地質学)は「島の地形を変えるほど大規模で急速な生物侵食の報告は、世界的にも珍しい」と指摘している。

 ホボロ島は1928(昭和3)年の地形図によると、東西約120メートルの細長い島で、最も高い所で21.9メートルあった。昭和30年代に撮影された写真では二つの岩山があり、高い方には松など植物が生えているのが確認できる。現在は、高い方の岩はほとんどなくなり、岩が散乱する砂州に高さ約6メートルの岩が一つ立つだけで、満潮時には大半が水没してしまう。

 地元住民の間で、「台風のたびに島が小さくなる」と言われており、依頼を受けた沖村名誉教授らが昨年、調査を開始。ダンゴムシと同じ甲殻類で体長1センチほどのナナツバコツブムシが無数に生息し、岩に多数の巣穴を開けているのを確認した。島の地質は、風化しやすい凝灰岩がむき出しの状態で、穴が開いてもろくなった岩が波の力で崩れ、急速に崩壊が進んでいるとする結果をまとめた。

 周囲の島では同じ現象は見られない。ナナツバコツブムシの生態は詳しく分かっていないが、沖村名誉教授は「ホボロ島の地質が巣穴を掘るのに適した軟らかさで、ナナツバコツブムシのえさが豊富にあるなどの条件も重なったのではないか」と推測している。

 調査結果は29日午後6時から、広島大総合博物館(東広島市)である公開講演会で発表される。

ということで、元記事には、以前と現在の島の写真や問題のナナツバコツブムシの写真が掲載されているのだが、ややわかりにくい写真である。探してみると、同じニュースは今年5月のiza:イザ!にも掲載されている。

また、東広島市自然研究会には、よりわかりやすい写真や解説が掲載されている。毎日の記事に出てくる講演会はこれ

広島といえば、厳島神社が最近何度も台風の影響で冠水する事態になったニュースが記憶に新しい。これは「温暖化による海面上昇と、黒潮の蛇行や暖水塊の接近に伴う異常潮位が原因とされる」とのことで、今回のホボロ島もその近くだし、同じ原因が多少は関係あるのかもしれない。しかし、写真を見ると、海面による浸食というよりは、岩の崩壊という感じなので、虫による侵食が主要因なのは間違いなさそうだ。

ところで、このナナツバコツブムシ、あまり知られていない虫とのことだが、水産加工品の異物混入の原因と対策によると、コツブムシ科の一種のようで、近い種としてヨツバコツブムシというのもあるようだ。また、こちらによると、コツブムシというのはキクイムシ類に属するのかな。(ウィキペディアではワラジムシ目コツブムシ亜目(有扇類)となっている)

ヨツハコツブムシは海水中のプランクトンなどをろ過して栄養源として摂取している。木材を消化・吸収する能力はなく、住処や隠れ場所として木材に穿孔する。
とあるが、ナナツバコツブムシの場合には木材の代わりに柔らかい岩石に穿孔して隠れ場所とするようだ。

岩石の質やエサの存在、さらには天敵がいないなど、この島の環境がよっぽどナナツバコツブムシに適しているのだろう。しかし、繁殖し続けているうちはさぞかし快適だったのだろうけど、いまや自分たちの生存に適した環境を自ら崩壊させているわけで、遠からず島の消滅と共に、彼らも死に絶えてしまう可能性が高そうだ。。

その意味でこのニュースは、人類の将来を暗示しているような感じがして、悲しいものがあるのだが、いわゆる自然破壊というのは、必ずしも人間だけが行っているわけではない、という例として考えられる点も、なかなか興味深い。

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2007/06/21

リチウムイオンキャパシタとは?

FujiSankei Business iの記事(6/21)から。風力発電機向け蓄電装置、エネルギー密度4倍に 日本ミクロコーティング

 液体研磨剤大手の日本ミクロコーティング(東京都昭島市)は、ゼファー(東京都渋谷区)と共同で、風力発電機に利用される高効率のキャパシタ・モジュールを開発した。ゼファーが製造する小型風力発電機への採用が決まっており、日本ミクロコーティングでは今後、新たな販路の開拓や生産体制を強化し、量産化を目指す。

 キャパシタは、蓄電装置の一種。充放電時のエネルギー損失が少なく、寿命も半永久的と長いことから、電気モーターとエンジンを組み合わせたハイブリッド自動車や燃料電池車といったエコカーの核部品として注目。とりわけ、エネルギー効率の高いリチウムイオン2次電池を使ったリチウムイオンキャパシタと呼ばれる新技術の登場で急速に普及が進んでいる。

 今回開発したキャパシタ・モジュールは、リチウムイオンキャパシタ方式を採用。セルを複数層に積み重ねることで高電圧を実現。従来の電気2重層キャパシタ技術に比べ、約4倍のエネルギー密度を達成した。さらに、従来に比べて大幅な小型化を実現したのと同時に、電気2重層キャパシタでは欠かせなかった鉛蓄電池も不要となるという。

うーむ。この記事だと、リチウムイオンキャパシタが既に自動車用として実用化され、普及しているかのように読めるのだが、本当だろうか? そもそも、「リチウムイオン2次電池を使ったリチウムイオンキャパシタ」という記述は何だかよくわからないけど、結局これは電池なのか、それともキャパシタ(コンデンサ)なのか?

日本ミクロコーティングのニュースリリースによると、リチウムイオンキャパシタ(LIC)は、リチウムイオン二次電池と電気二重層キャパシタの両方の長所を兼ね備えた非対称型キャパシタで、プレドープという独自の技術により負極にリチウムイオンを吸蔵させることで、従来の電気二重層キャパシタと比較して約4倍の高エネルギー密度を実現したものとあり、どうやら電池ではなくキャパシタのようだが、やっぱりよくわからない。

少し調べてみると、どうやらこの技術は富士重工業(スバル)が自動車用に開発したもので、昨年、日本ミクロコーティングに技術ライセンスしたものらしい。。 ん? そう言えば、このブログでも富士重工業の急速充電可能な電気自動車の技術を紹介したことがあったな、と思って探してみたら、電気軽自動車の実用化は近いかで、しっかりとリチウムイオンキャパシタのことに触れていた。。 なお、電気二重層キャパシタについては最新の電気二重層キャパシタというエントリもあり、これも参考になる。

さて、富士重工業が発表した当時にはまだ技術の詳細が不明のままだったのだが、改めて調べてみると、富士重工業の技術者による技術開発レポートが読める。これを見ると、リチウムイオンキャパシタの基本コンセプトは、電解質にはリチウムイオンを用い、正極は電気二重層を蓄電機構とし、負極はリチウムイオンのプレドーピングにより容量を最大化する、というもののようだ。なお、昨年のニュースを見ると、その後もこの技術は実用化に向けて着々と進歩しているような印象がある。

なお、リチウムイオン二次電池と電気二重層キャパシタの長所を組み合わせようというアイデアは、今後有望な方向ということで、他にも色々な研究が行われており、例えば産総研の新規ナノポーラス材料を電極に応用、リチウム2次電池のパワー密度2桁向上を実証は、富士重工業のものとは逆に、スーパーキャパシタ機能を有するリチウム2次電池というコンセプトのようだ。

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2007/06/19

運動による水中毒のリスク

HealthNews-Stats.com のニュース(6/16)から。Runners -- Let thirst be your guide

Many people are drinking too much water, including sports drinks, when exercising, a practice that could put some individuals engaging in prolonged types of endurance exercise at risk of potentially lethal water intoxication, say international experts who study disorders of water metabolism. Such exercise includes marathons, triathlons, and long distance cycling.

This serious condition, known as exercise-induced hyponatremia (EAH), could be prevented if only people would respect their personal thirst “meter,” or would undertake a “sweat test” to determine how much water they actually need to drink in order to replace just the body fluids lost during exercising, the researchers say.

マラソン、トライアスロン、長距離自転車レースなどを行う人たちに、水の取り過ぎによる水中毒の危険性があるという記事。これは、EAH(運動起因の低ナトリウム血症)と呼ばれるもののようだ。
A number of marathon runners have died from EAH, including one at this year’s London Marathon in April. One recent study found that 13 percent of Boston marathon runners suffered from EAH, though most cases are mild enough so that they are not noticed by the athletes themselves.
今年のロンドンマラソンでも1名がEAHで死亡したとのこと。さらにボストンマラソンのランナーを調査した結果、自覚症状はないものの、13%ものランナーが軽いEAHになっていたという調査結果が出たようだ。そういえば、今年アメリカで水の一気飲みで女性が死亡したというニュースがあったが、冗談で一酸化二水素(DHO)は危険というのは別にして、本人が気付かないうちに致死レベルを超えてしまうというのは結構怖いものがある。

昔は運動中は水は飲むなと言われていたが、逆に最近はどんどん水を飲めという傾向もあるようで、ハードな運動をする人や指導者は気を付ける必要があるだろう。もっとも、体験的には長距離を走りながら水分を補給するというのは結構大変で、多量の水分を取ると逆に走れなくなるという気もする。。 いくら何でも、運動前よりも体重が増加するような水分補給はしちゃいけないというか、それだけ水を飲むのはかなり大変なんじゃないだろうか?この記事によると、

Verbalis points out that EAH predominantly afflicts exercisers engaging in endurance activities of 4 hours in duration or longer. But “the average person who goes out for an hour or two of strenuous exercise is not going to be at risk for this,” he adds.

Verbalis also says that sports drinks, which contain some sodium and potassium and carbohydrates, are basically water with a few additives. “There’s a misconception among the sports community that consuming sports drinks rather than water will protect you from becoming hyponatremic. That’s simply not true,” he says. “Drinking too much of anything puts some people at risk for potentially dangerous levels of hyponatremia.”

水中毒のリスクは4時間以上の長時間運動を行う人に顕著であり、1~2時間程度の運動を行っている普通の人の場合には大きなリスクはないだろうとのこと。また、ナトリウムやカリウムなどを含むスポーツドリンクであれば低ナトリウム血症を防ぐことができるだろう、というのは間違いとのこと。うーむ、アイソトニック飲料ならば大量に飲んでも大丈夫そうな気もするけど、やっぱり飲みすぎはダメということらしい。。

この低ナトリウム血症を防ぐのは、実は簡単なようで、

"The hyponatremia consensus panel has recommended that everyone, including endurance exercisers, should “drink to thirst” - that is, drink only when you feel you need to.
自らの喉の渇きに正直になり、体が水を欲している時に飲むことが重要とのことらしい。スポーツによる低ナトリウム血症については、ゲータレード・スポーツ科学研究所のスポーツ科学トピックにも詳しい。

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2007/06/15

自尊心とIAT(潜在的連合テスト)

asahi.comの記事(6/15)から。日本人の自尊心、米国人並み 東大などが潜在意識調査

 東京大や大阪大、ハーバード大など日米の国際研究チームが、日本人も米国人と同じくらい自尊心が強いことを、特別な心理テストを使って初めて科学的に証明した。チームは「『日本人は卑屈だ』といった偏見の解消に役立つのではないか」としている。米心理科学協会の専門誌サイコロジカル・サイエンス6月号に発表した。

 従来の自己報告式の心理テストでは、米国人は自尊心が強く、日本人は弱いという結果が出やすい。ただ、日本では謙遜(けんそん)が美徳とされ、米国では自己主張するのが当然とする風潮があり、被験者が本心とは違う回答をしている可能性がある。

 今回、東京大の山口勧(すすむ)教授(社会心理学)らは、本人も自覚できない潜在的な態度を調べられるIATと呼ばれるテストを使った。パソコン画面上に次々に現れる「私」「我々」「すばらしい」「ひどい」といった単語を関連づけてもらい、その反応速度をもとに自分と他人への潜在的な態度を判定した。

 日本と米国、中国の7大学の学生500人ほどを対象にIATを実施。自己報告式テストで米国、中国、日本の順に強さに差がついていた自尊心が、IATでは3カ国とも同程度であることを確かめた。

 山口教授は「日本人は自尊心が弱いとか、日本では自尊心が重要でないという『日本人特殊論』が、いまだに海外にある。実際にはそうでないことが科学的に証明できたので、偏見がなくなるのではないか」と話している。

自尊心というのをどのように定義し、定量化するのか? という部分が明確であるならばいいのだが、この記事を読む限りは、その辺が全く不明。というか、広く合意が得られるような「自尊心」の定量方法などがあるのだろうか? その意味では、最後の山口教授のコメントもすごい。「科学的に証明できた」と断言しているようだが、IATによって「自尊心」が正しく評価できるということは、どうやって科学的に証明されているのだろう?

IATテストを調べてみると、IATテストというサイトで、実際にいくつかのIATテストを体験できる。IATは "Implicit Association Test" の略で、日本語でいうと「潜在的連合テスト」というらしい。今まで、色々な心理テストやら適性検査のようなものを受けた経験があるが、このテストの経験はまだない。どうやら1995年以降の研究論文で脚光を浴びた比較的新しいテストのようだ。

試しに、「ジェンダー・IAT」を受けてみた結果、男性と科学、女性と人文学に中程度の選好があるという答えが出た。うーむむ。。 (Firefoxではテスト開始画面まで進んだのに、実際のテストには進めなかったので、IEで再挑戦する必要があった。)

このテスト、文章で説明するより体験してみるのが一番早いと思うが、画面中央に表示される単語が、右側のカテゴリーに属するのか、それとも左側のカテゴリーに属するのかを、できるだけ素早く判断し、仕分けるテストを多数繰り返すものである。

何度かカテゴリー分けをやっているうちに、段々慣れてくるのだが、途中でカテゴリー分けが左右逆になったりするので、意外と難しい。というか、前半で慣れされておいて、後半それを逆にするということは、どうしても後半の仕分けでミスが出やすいような気もするのだが、本当にこれで潜在的な意識を正しく評価していると言えるのだろうか? このテストの場合、男性と科学、女性と人文学の組合せを最初に行い、後半で男性と人文学、女性と科学の組合せを行うため、どうしても後半でミスが出たり時間が掛かったりしそうな気がする。

ちなみに自尊心についてのIATはここでは受けることができないのだが、どんなカテゴリーがあるのかは、こちらのレポートが参考になるかもしれない。やっぱり、自分と快、他人と不快の組合せを最初にテストするようだから、どうしてもそちらの傾向が強く出るのではないのか? 

このテストの妥当性については、よくある質問の最後に掲載されている論文を読む必要がありそうだが、IATテストの位置付けや、テストの設計や結果の解釈の仕方については、例えばこの論文などに詳しく書かれている。これを(斜め読み)してみると、テストの順番の影響についても評価した結果、大きな影響はないという結論となったようだ。

試しに、今度は老人と若者についてのテストを体験してみたら、老人と若者に対する自動的な選好がほとんど無いという結果が得られたのだが、確かに順番の影響がなかったのか、それとも2回目のIATテストだったので慣れの影響があったのか? 何とも微妙な印象だ。。。

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2007/06/13

「日本はなぜ世界で一番クジラを殺すのか」

ついこの前まで、国際捕鯨委員会(IWC)が開催され、かなり激しい論戦が戦わされたようだけど、意外と日本では報道されなかった印象がある。いつもネタ元として見ているThe top science news articles from Yahoo! Newsでも、IWCの前後は日本の捕鯨に対する姿勢を批判的に取り上げたニュースが毎日のように掲載されていたのだが、それに比べると日本の報道の静けさは何とも不思議な感じがする。

本書は、随分と直接的なタイトルだが、現役のグリンピース・ジャパンの事務局長が書いた本であり、当然のことながら反捕鯨の立場で書かれている。それでも、本家グリーンピースとは一線を画し、従来の過激な反捕鯨運動の流れよりは冷静に、できるだけ客観的に捕鯨の置かれた位置付けを明らかにしようとしたものらしい。帯には「好きなのは野生生物としてのクジラ? それとも鯨肉ですか?」というキャッチコピーが書かれているが、あまりセンス良くないような。。

幻冬舎新書 032
 日本はなぜ世界で一番クジラを殺すのか
 星川 淳 著 bk1amazon

日本人のクジラに対する思いは、世代によってかなり異なるのだろうと思う。僕の場合には、家でも学校の給食でも鯨肉は結構出てきたし、大和煮の缶詰とかもなつかしく感じる方だ。それでも、鯨は日本人の食卓に欠かせない食文化である、と言われると「?」と思ってしまう。

本書では、クジラの入門知識、歴史的な流れ、捕鯨が禁止されるようになったいきさつ、そして最近の状況について、一応バランス良く(?)説明がなされており、クジラや捕鯨に関する素人にとっての入門書として、目を通す価値があるだろうと思う。もちろん、バリバリの反捕鯨論者の書であるということを念頭に置いておく必要はあるし、例えば amazon のレビューなどでは、本書への批判的な主張も読めるので、参考にすると良いだろう。

捕鯨の場合、水産庁の管轄でもあり、通常は「出漁」とか「密漁」という用語を使用するらしいのだが、本書ではクジラはあくまでも哺乳動物であるとして、敢えて「出猟」とか「密猟」という字を当てている点にも、著者の考えが徹底している。

実は、現在の捕鯨問題の本質は、本書の冒頭に出てくる次の指摘がほぼ全てといって良いのではないだろうか? すなわち、国際的には既にクジラは陸に住む普通の野生生物の一種と捉えており、当然のように保護すべき対象と考えられているのだが、日本は従来どおりの水産資源という位置付けで捉えているから、どうやっても議論はまとまらないということのようだ。

もっとも、じゃあなぜクジラは保護すべき対象で、他の魚類はたとえ野生のものでも捕って食べて良いのだろうか? 結局のところ、哺乳類だからということになるのかな? 現実問題として、先進国では野生の哺乳類を商業的に捕って食べるというのは無理な時代になっているように思うけど、それを言い出すと、海には公海という都合のよいものがあるので話は違うわけで、ややこしくなるわけだが。。 ともかくもこの辺の出発点を共有できるかどうかが重要なのは間違いないだろう。 ウィキペディアの捕鯨問題は、その複雑な状況を比較的よくまとめていると思う。

ところが、実は日本でも捕鯨を推進しようとしているのはほんの少数の人たちだけで、大部分の人たちは、それほど鯨肉を食べることを積極的に望んでいるわけではないのだ、と述べており、、これは恐らく正しい認識なのだろうと思う。

では、なぜ日本だけが世界中から孤立する道を選んでまで、依怙地になってクジラを捕ろうとしているのか? 本書を読むと、水産庁捕鯨班という小さな組織とそれを取り巻く一部の利権集団(?)の既得権を守る戦いというような印象を持つのだが、本当にそんなことでわざわざ国際的にこれだけ非難を浴びるような立場を採り続けるものだろうか? 結局のところ、どうもその辺に説得力がないので、本書のタイトルである「日本人はなぜ世界で一番クジラを殺すのか」に対する答えは明確には見えてこない。

この前のIWCを巡る日本の報道を見ても、ゴシップや官僚の利権などが大好きなマスコミが何故か捕鯨に関してはやけに及び腰なのが気になるのだが、実は何か裏にあるのではないかと勘繰りたくなる。もはや捕鯨を推進したい大手スポンサーなどもいないだろうに。。 このまま毎年IWCの度に日本が国際的な非難を浴び、日本の主張が受け入れられない事態を見続けるのも、同じ日本人として何だか悲しいものがあるし、海外の人とこの話題になるのはできれば避けたいところだが、もうそろそろ表舞台で議論して、すっきりすべきだろうと思う。

ともかくも本書を読むと、調査をしたいなら調査捕鯨の名の下にかなりの数のクジラを殺したりすることなく、無傷で調査する方法を考えろよ、という主張はもっともだけど、それ以前に、そもそも調査捕鯨が科学的であるかどうか、なんてことが論点になっているわけではなく、もっとプリミティブな部分でのスタンスの違いが問題なのだと痛感させられる。

この著者の主張を全面的に受け入れるつもりはないのだが、それなりに良くまとまった本であるし、本書は議論の出発点としても意味のあるように思える。本書を読んで、なるほどクジラは保護すべき野生生物で、なにも国際的な非難を浴びてまで無理に食べることないよなあ、と思った人を相手に、捕鯨推進派が説得力のある反論を展開することができるのだろうか? 

なお、本書の中にクジラ類の有害化学物質による汚染の話なども出てくるが、実は問題となったマグロやイルカなどの水銀は人的というよりは天然由来の水銀であると考えてよいはずである。(参考:Q&A No.16) この他にも、読んでいると、ああ著者はやっぱりグリーンピースだな、と感じられる部分もあったことを付け加えておく。

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2007/06/11

シルバナノタイトと「いぬ水」「ねこ水」

日刊工業新聞社のビジネスラインで見つけた記事。メディテク、銀イオンで健康守るペット用サプリ飲料発売

 【さいたま】メディテク(さいたま市南区、鈴木康之社長、048・844・8406)は、銀イオンの抗菌・抗ウイルス効果でペットと飼い主の健康を守るペット用サプリメントドリンク「いぬ水」と「ねこ水」を開発し、発売した。価格は500ミリリットルのペットボトル入りで1500円。5億円の売り上げを目指す。

 銀イオンとアパタイトを超微粒子化して水溶液中に分散させた、独自開発の「シルバナノタイト」という成分を含む。銀イオンの殺菌性で、近年のペットブームで問題になっているパスツレラ菌などに効果がある。シルバナノタイトはもともと鳥インフルエンザを予防するために開発したもの。今後は特許出願や薬事申請の準備も進める方針。

というもので、ペット用の飲料水らしい。値段としてはかなり高価と言えるだろう。それにしても、銀イオンを含む水なんか飲ませちゃって大丈夫なのだろうか?

開発元の株式会社メディテクのサイトには「シルバナノタイト」のページも用意されているが準備中とのことで、何も情報がない。でも、この会社は非常勤取締役に医学博士と農学博士が名を連ねているようで、それなりに安全面などにはきちんと配慮しているのだろうか?

シルバナノタイトで検索してみると、体内改善水「いぬ水」「ねこ水」というサイトがあり、今回のニュースで紹介されている銀イオン+アパタイト含有水の説明が読める。まあ、公的機関の試験結果なども紹介されており、いかにもきちんとしていそうだが、ここに載っているのは、全て殺菌効果や抗菌効果に関するものであり、この水の中では菌類が繁殖できず、死んでしまうということは確かなようだ。しかし残念ながら、そんな強力な殺菌効果を持つ水を、犬や猫に日常的に飲ませて大丈夫なのかという、安全性についてのデータや記載は一切ないようだ。ちなみに、「シルバナノタイト」とは「シルバー」と「ナノ」と「アパタイト」を元にした造語のようだ。

銀のナノ粒子の有害性については、以前このブログでもXTC氏のコメントで言及されていたが、asahi.comの殺菌作用のナノ銀を規制へ 米環境保護局というニュースが何故かまだリンク切れにならずに読めるようだ。「ナノ銀を活用した製品を販売する企業は今後、その製品の安全性に関する科学的な証明をEPAに提出することが義務付けられる」というもので、EPAの規制だから、もちろん食料品としての安全性ではなく、環境への影響を懸念してものだろう。

銀の有害性などについては、ウィキペディアの記述が充実している。銀粒子の場合には、さほど有害性や蓄積性はないようだが、参考文献としてあげられている国際簡潔評価文書 銀および銀化合物によると、

銀は家禽に対しては、飲料水中総銀100 mg/L という低濃度、または飼料中総銀200 mg/kg で害を及ぼす(硝酸銀で試験)。感受性が高い実験用哺乳動物は、総銀濃度(硝酸銀)が250μg/L と低い飲料水で(脳組織変化)、6 mg/kg の飼料で(腎臓と肝臓に高度の蓄積)、あるいは13.9 mg/kg 体重で(致死性)有害作用を受けた。
と書かれており、銀の形態によっては結構な毒性を示すようだ。となると、このペット用の飲料水についても、少なくとも強力な殺菌力を売り物にしているわけだし、うたい文句では「銀イオン」を分散させているとのことだから、なんだか危なそうだ。。 どれだけの濃度で銀を含むのかも不明だけど、やっぱりペットに飲ませた時の安全性についての確かなデータも無しに飲ませるのは危ないと思うぞ。。 たとえ直接の有害性はないとしても、人間にとって不快だったり有害な菌だけが選択的に死ぬわけでもないだろうし、ペットの体内に住むいわゆる善玉菌まで死んでしまったらそれはそれで困るのじゃなかろうか? 

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2007/06/07

ココログ41か月

ココログを始めて3年と5か月が経過。最近は更新が滞り気味なのだが、1か月当たりのカウンターの伸びは21000程度に回復し、アクセス数は増加傾向となっているようだ。

 1か月目:900     2か月目:4500    3か月目:11700    4か月目:19000
 5か月目:32300   6か月目:43500   7か月目:54500    8か月目:72000
 9か月目:87700   10か月目:105400  11か月目:125400  12か月目:140600
13か月目:163000  14か月目:179300  15か月目:194700  16か月目:205300
17か月目:216800  18か月目:231700  19か月目:251100  20か月目:276400
21か月目:301200  22か月目:326400  23か月目:351400  24か月目:372400
25か月目:398100  26か月目:419300  27か月目:436100  28か月目:452700
29か月目:474500  30か月目:492100  31か月目:510100  32か月目:529800
33か月目:548600  34か月目:565300  35か月目:583300  36か月目:598200
37か月目:619200  38か月目:640000  39か月目:657000  40か月目:673500
41か月目:694300

この1か月のアクセス解析結果は以下の通り。

(1)リンク元
 1位 http://www.google.co.jp 全体の25%(前回1位)
 2位 bookmark 全体の21%(前回2位)
 3位 http://www.google.com 全体の6%(前回3位)
 4位 http://tftf-sawaki.cocolog-nifty.com 全体の2%(前回4位)
 5位 http://search.goo.ne.jp 全体の1%(前回6位)
 6位 http://a.hatena.ne.jp 全体の1%(前回7位)

先月に引き続き、Yahoo!サーチからのアクセスは激減したまま、というかほとんどYahoo!サーチで来る人はいなくなってしまったようだ。


(2)検索キーワード
 1位 酸素水(前回4位)
 2位 乳酸(前回3位)
 3位 ETBE(前回1位)
 4位 効果(前回8位)
 5位 注射針(前回5位)
 6位 薬指(前回圏外)
 7位 失敗学(前回9位)
 8位 人差し指(前回圏外)
 9位 松坂(前回14位)
10位 水はなんにも知らないよ(前回16位)
11位 ハーモニックドライブ(前回12位)
12位 フラーレン(前回15位)
13位 改造(前回6位)
14位 ネックレス(前回17位)
15位 原理(前回34位)

薬指と人差し指は、薬指と人差し指の長さ比が数学や国語の成績と関係する?関連。それなりに話題性のあるテーマではあるのだが、どのように受け止められているのかちょっと気になるところでもある。「水はなんにも知らないよ」は本のタイトルだが、書名がこのランキングで上位に顔を出すのは珍しい。著者の左巻さんのブログ、さまき隊的科学と環境と仕事と遊びによると結構売れているようだし、大健闘と言って良いのでは。

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2007/06/06

TPMS(タイヤ空気圧警告監視装置)とは

FujiSankei Business i で久々に見つけた面白そうな製品。タイヤ空気圧・温度監視システム「TP Checker」

 タイヤ内部にセンサーを埋め込んで使用。タイヤ内の空気圧と温度を正確に測定することで、快適な走行をサポートする。走行中のタイヤの空気圧が適正でない場合、燃費やタイヤ寿命の悪化を招くほか、偏摩耗や異常発熱、通常ではない振動により段差などでハンドルを取られるといったトラブルが起こりやすくなる。モニターにすべてのタイヤの空気圧と温度を個別に表示。異常時にはセンサーが感知して、警告音を発する。電源はシガーライターを利用。価格は4万7250円。スポーツモデルやレーシングモデルとともに販売中。
掲載されている写真から判断すると、各ホイールの内部に空気圧と温度を感知するセンサーを取り付け、センサーが測定したデータを無線で飛ばし、車内のモニターで表示したりアラームを鳴らしたりするという仕組みのようだ。F1レースなどでは数年前からこのような仕組みが採用されており、運転席やピットから各タイヤの空気圧をモニターしていたのだが、その一般車用ということだろうか。

販売元のアッソ・インターナショナルのサイトを見ると、

 2000年に米国で起きたタイヤバースト問題で、タイヤのトレッドが高速走行時に剥離し、横転事故の原因となり社会的問題になりました。
原因はタイヤなのか、車両にあったのかは決着がついていませんが、タイヤの空気圧不足が一因と指摘されています。
この問題をきっかけに、自動車の安全性に関する規制「TREAD法(Transportation Recall Enhancement Accountability and Document Act)」が成立し、タイヤの空気圧不足を警告する装置(TPMS:tire pressure monitoring system)の装着が4輪の車両に義務付けられました。
 最新のルールによると2005年10月に20%、2006年9月に70%と段階的な装着義務付けを経て、2007年9月から米国で販売する4輪車両のすべてにTPMSを装着しなくてはなりません。
ということで、アメリカでは今年の秋から新車への空気圧警告装置の取り付けが義務化されるとのこと。知らなかった。。 確かに、昔は時々自分で車のタイヤの空気圧をチェックしたりしてたのだが、最近はガソリンスタンドでたまに見てもらったり、定期点検の時に調整してもらう程度で、自分でチェックすることはまずない。今のところ数万円を払って、わざわざ取り付けるという気にはならないけど、最初からこんな装置が選べるならオプションでも付けるかもしれない。

この装置については、こちらに取り付け方法の写真なども載っているが、センサーに内蔵されたバッテリーの寿命は3年とのこと。今年から義務化されるということだから当然のことではあるが、調べてみると各社いろいろな製品を開発、販売している。基本的にはセンサと無線送受信装置という比較的シンプルな構成だけど、無線通信方法にはいろいろなバリエーションがあるようだ。日本でもレクサスではタイヤ空気圧ウォーニングとして数年前から搭載されている機能のようだし、今後は多くの車に搭載されていくことになりそうだ。要するに僕が知らなかっただけってことか。。

バッテリー寿命がタイヤ寿命より短そうなのが気になるところだが、バッテリーレスTPMSという優れものも既に開発されているようだ。

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2007/06/04

ローマの大気にはコカインが含まれている

exiteの世界びっくりニュースの記事(6/3)から。ローマの大気中に含まれているもの……それはコカイン

[ローマ 31日 ロイター] イタリアの首都ローマの大気中にはカフェインやタバコの粒子だけでなく、コカインやマリファナの粒子も含まれている……。金曜日に科学者が発表した。

ドラッグの粒子が一番多く確認されたのはサピエンツァ大学付近。しかし同国の大気汚染研究所のアンジェロ・セシナート博士は、学生たちがドラッグを使用しているからと結論付けるのは時期尚早だと話している。

研究者らは「大気中にコカインの粒子が存在することを証明する世界最初の調査」として、ローマや南部のタラント、北アフリカのアルジェで空気サンプルの採取を行った。

カフェインやタバコの粒子は3都市全ての空気に含まれていた。このため、いかにこういった嗜好品が広範囲で消費されているかを示すものだ、としている。

ローマの大気中に含まれるコカイン粒子は最も高濃度だった冬期で1立方メートルあたりわずか0.1ナノグラムだったが、公衆衛生への影響が懸念される結果となった。

研究者の一人は「大気中に含まれるわずかな汚染物質が、人間の健康を大きく害する可能性があるのはこれまでの研究で分かっていることだ」と話している。

屋外大気中から、カフェインやタバコの粒子に加えて、コカインやマリファナの粒子が検出されたということらしい。1立方メートル中0.1ナノグラムとはまた微量だが、本当に人間の健康を大きく害する可能性がある濃度なのだろうか? goo 自動車&バイクのニュースには、
しかし今回の研究とは別に、北部トリノでは、中心部を流れるポー河の水にコカイン成分が含まれていることも明らかになっている。捨て場を失った購入者が投げ捨てるものとみられている。

この国にとって麻薬の蔓延は、各地で大きな問題となっている。大気中にコカインが含まれていることが判明したのは、世界でも初めてのことだ。「イタリアの空気に酔いしれる」といったキャッチフレーズが、洒落でなくなりつつある。

とあり、今回の大気からのコカイン検出は世界初のことらしい。ところで、タバコの煙に含まれる代表的な成分であるニコチンならともかくも、タバコの粒子などはどういう経路で大気中に暴露されるものなのだろう? 元の記事を探してみたが、ほとんどAP通信の配信記事のようで、たとえばCBS NEWSによると、
The institute made the discovery during a study of toxic substances in the air of Rome, Taranto, in the heel of boot-shaped Italy, as well as in Algiers. The results found that in Rome, there were traces of cocaine and cannabis ? as well as nicotine, caffeine and benzopirene, which is commonly released in cigarette smoke and auto emissions. (中略)

The report said the maximum concentration of cocaine in Rome - 0.1 nanograms per cubic meter - was five times less than the legal limit for toxic substances in the air. Nevertheless, researchers said even the small amount was reason for concern.

ということで、今回検出されたのは、正確にはタバコの粒子などではなく、ニコチン、カフェイン、ベンツピレンに加えて、コカイン大麻ということらしい。今回の1立方メートル中0.1ナノグラムというコカイン濃度は、大気中の許容濃度の1/5未満とのこと。大気中のコカイン濃度に許容限度が設けられているのだろうか?

薬物乱用の身体への影響によれば、コカインは直接吸引する使用法が主流らしいので、使用量が多ければそれなりに大気中に拡散していくことは考えられそうだが、マリファナはタバコと同様に喫煙によるようなので、乱用したからといって大麻成分が大気中から見つかるものなのだろうか?

まあ、今回はたまたまイタリアで検出されたとはいえ、他の麻薬に汚染された地域の大気からは、もっと驚くような濃度で検出されるのかもしれない。というか、そんなに高感度で検出が可能なら、建物の外から麻薬乱用の有無を検知するような使い方もできそうだ。

ところで、タバコの煙による大気汚染を考える際、例えば室内環境のタバコによる汚染の寄与を見積もるような場合には、タバコの燃焼によって生じる成分は非常に多種類に渡るため、指標としてETS(環境たばこ煙)というものが使われるようだ。これに関しては、厚生労働省の分煙効果判定基準策定検討会報告書なんて資料が見つかった。ニコチンは100%喫煙起因だが、ベンゼンは35%、一酸化炭素は15%などという数値が並んでおり、通常の大気中で検出されるニコチンは100%タバコの煙によるものと考えて良さそうだ。

一方、カフェインはJETOC(日本化学物質安全・情報センター)の資料によると蒸気圧が4.7×10^-6 Paで、少ないとはいえ多少は大気中に蒸発するようで、ヒドロキシルラジカルとの反応で光分解するため、大気中の半減期は約20時間とされている。(MSDSによると、178℃が昇華点) 今回検出されたカフェイン濃度は不明だが、半減期の短いカフェインが検出されるというのも、エスプレッソ好きのイタリアっぽい話で面白い。日本や他の地域ではどうか? というデータは探してみたが見つからなかった。

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2007/06/02

2007年5月の天気予報傾向

東京地方の過去の天気予報 のデータ更新を終了。新たに技術士事務所のサイトをオープンしたついでに、ちょっとだけデザインを変更してみた。

さて、5月は春から夏への季節が移り変わっていく時期でもあり、普通であれば1か月を通して気温も上昇傾向にあってもよさそうなのだが、今年の5月は気温の変動はそれなりにあったのだが、月の上旬と下旬の気温が低く、全体としてはかなり不順な天候だったようだ。気象庁の5月の天候のグラフを見ると、東京地方は気温、降水量、日照時間共に平年を上回っているようだ。

天気予報の精度に関しても、気温の予報値と実績値の相関を見ると、かなり相関係数が低いのが見て取れる。だいぶ予想に苦労したようだ。

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2007/06/01

257回目の献血

前回4/27以来、35日ぶり。前回同様に相模大野献血ルームにて。今日は非常に空いていて、「いくら平日とはいっても、こんなんで大丈夫か?」と心配になる程。

今回も前回と同様、その場の検査結果を見て、血漿成分献血となった。血小板献血をするには、血小板数が少なめなのだろうと思うが、前回の献血後に送られてきた検査結果を見ると、必ずしも前回の血小板数が少なかったようには見えない。そもそも、分析結果には多少の振れ(誤差)はあるわけで、その場の一点データだけで血小板を取るか取らないかを判断するってのもどうかと思わないでもない。少なくともリピーターの場合には、今までに蓄積された検査結果を元に判断する方がいいのではなかろうか? いや、別に特に血小板成分献血がしたいというわけではなくて、せっかくの献血なので最も有効に血を使ってもらえばそれで良いのではあるけれど。。

おみやげは、お米、歯みがきセット、折り畳み傘の三択。今回は折り畳み傘を選択した。今年の献血Tシャツはまだですかあ?

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