2007年8月の天気予報傾向
東京地方の過去の天気予報 のデータ更新を終了。
8月は好天が続き、最高気温も最低気温も共に非常に高く、また雨らしい雨もほとんど降らないというかなり極端な天気であった。
特に、8/16から8/17にかけては、8/17午前0時の気温が31.9℃、午前6時の気温が30.9℃と、最低気温が30℃を上回るとんでもない暑さだったのだが、今年最高となる最高気温37.5℃を記録した後、残念ながら(?)夜にかけて急激に気温が低下したため、夜中に記録した25.9℃が最低気温として採用されてしまい、この記録的な暑さが目立たなくなってしまった。
今年から最高気温が35℃以上の日を「猛暑日」と呼ぶことになったわけだが、これから温暖化が進むだろうから、今のうちに「最高気温が40℃以上の日」や「最低気温が30℃以上の日」の呼び方を考えておいた方が良さそうな気がする。。
さて、そんな天気を反映してか、8月の天気予報では、ふだんはあまりお目に掛かることのない「晴れ」の予報が多く出た(全部で49回:2005年2月以降では最高)という特徴があった。一方、さすがにここまで高い気温の予報はできなかったようで、全般的に予報気温が実際の気温よりも低めとなる結果となった。
8月の天気予報で最も目立つのは、降水確率予報の成績の悪さだ。まあ、実際に1mm以上の降水があったのがわずか3日間で、総降水量が9.5mmだけということもあるのだろうが、8月の天気予報で出された降水確率60%以上の予報全14回のうち、実際に1mm以上の降水があったのは0回ということで、14戦全敗という情けなさ。特に、かなりの自信がないと出せないと思われる、降水確率90%の予報(8/28に発表された8/30の予報)がはずれたのが痛い。 (実際8/30には、わずかな降水があったようだが、観測された降水量は0mmだった)
| 固定リンク
コメント