298回目の献血は途中終了
前回8/17以来、31日ぶり。仕事で新宿に出たついでに、新宿駅東口献血ルームにて。ここは2年前の8月に273回目の献血でお世話になって以来だ。
ここはさすが新宿、平日の昼過ぎといっても通りはいつものようにたくさんの人が歩いている。とはいえ、献血ルームが大きいこともあって、献血する人はそこそこいるんだけど、ベッドは空いているし、待ち時間もほとんどなしという状態。もう少し献血をしてくれる人が多くてもいいのにね。
さて、今日も右手で検査、左手で本番。今回も血小板成分献血ということで、いつものように献血が始まる、予定だったのだが。
今日の看護師さんは、僕の左腕を見て、最近の献血がいつも外側の血管(下の写真の「A」の領域)で行われていることに気付き、しかも、中央部の血管が結構太く、いかにも取り易そうなことが気になったようで、「いつも外側からですか?」と聞いてきた。そこで、「そうですね。中央から採ることもあるのだけど、血の出が悪かったり、うまく戻らなかったりというトラブルがあって、最近は皆さん、無難な外側から採るようです。」と答えた。
すると、外側の血管よりは内側の血管の方が血流が多いので献血時間が短くなるし、いつも同じところからばかり献血すると血管が硬くなってしまうし、できれば交互に場所を換える方が僕のために良いということなどを考慮してくれた上で、チャレンジ精神を発揮したくなったのか、「じゃあ今日は内側から採ってみますか?」と聞いてきたので、「トラブルがあるかもしれないけど、たまには内側から採るのも悪くないし、お任せします。」と、どちらかというと内側から採血してもらうことを望んだニュアンスを込めて返事をした。
看護師さんとしては、この血管なら大丈夫という判断で、中央(写真の「B」の部分)に針を刺して、献血を始めた。ところが、針を刺した途端に、今までプックリと太く膨らんでいた血管が、なぜかペタンコに凹んでしまい、どうも血液の出も悪い。少し、針先の調節等をしてみたけど、血流は改善せず、他の看護師の方とも相談し、途中で一旦採血を止めて、返血のテストを行って様子を見ると、案の定うまく血液が返らない。ということで、献血はここで中止となり。ここまでに採血した血液(約170cc)は、針先を交換した上で右手から返血するという処理となった。(以前も、同様のトラブルがあり、その際も同じ処理が行われている。(247回目の献血は途中終了)
前回同様、今回も、献血箇所の周囲が皮下出血となってしまうだろうからということで、その対処用の塗薬(ヒルドイド)を処方してもらった。確かに、写真でも「C」の領域が少し黒っぽくなっているのがわかるが、幸い大したことはなさそうだ。
なお、今回のトラブルで結果として、僕の血液や血液中の成分は何も赤十字に提供することはできなかったわけだが、僕自身の献血回数には通常と同様に血小板成分献血1回分がカウントされるようだ。もしも、途中まで採取した血液を返血しなかった場合には、200ccの全血献血扱いとなり、次回献血可能日が1カ月後となるし、もっと多量の血液が返血できなかった場合には、400cc献血をしたとされて次回献血可能日が2カ月後となることもあるようだ。
300回近くも献血していれば、たまにはこんなトラブルも起こるだろうし、こちらは別に全然気にはしていないのだけど、看護師さんはかなり自信が傷付き、ショックを受けたみたいで、そちらの方が気になるところ。いかにも刺し易そうに見えた血管に自信満々に針を刺し、うまく刺せた感触があったのに、何故かこんなことになったというプライドの問題と、事前に内側に刺してトラブルが起こったことがあることを聞いていたのに、敢えてチャレンジした結果が裏目に出たのが申し訳ないという気持ちもあって、相当に落ち込みそうな雰囲気だった。できることならリベンジしたいとも言っていたので、今度新宿東口ルームで献血することがあったら、この看護師さんを指名しようかな? とはいえ、これから当分は横浜方面での献血になりそうだけど。。
おみやげは特になし!? ここのところ献血者が減っているようだし、新宿や秋葉原の献血ルームに行ってもいつも比較的空いていることが多いのを見ると、邪道かもしれないけど、記念品を少し充実させた方がいいのではないだろうか? 神奈川県と比べて差がありすぎだと思うけどなあ。
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