マイクロソフトのユーザー管理
ウチでのインターネット接続のADSLから光ファイバーへの切り替えが無事に完了した。電話局からの距離が遠いということもあり、今までのADSLは12Mの契約だったのに実際には0.3Mbps程度の速度しか出ていなかった。大抵のインターネットのページを閲覧するだけなら何とかなるのだが、さすがに大きめのファイルをダウンロードしたり、動画を見るような用途ではストレスが大きかった。でも、これで遠慮なく大きなファイルもダウンロードできるようになる。
光フレッツのマンションタイプ、VDSL接続で速度は60Mbps程度出ているようだ。今までの200倍の速度ということになるが、まあ普通のページを見ている分にはそんなに大きな違いは感じられない。むしろPC側の処理速度がネックになっている場面が多いようだ。でも、最近ウィルスバスターが頻繁にファイルをダウンロードするのがうっとうしかったので、これが少しは早くなってくれるのもありがたい。
別にこの機会に、というわけでもないのだが、マイクロソフトオフィスのアップグレードをしようと思って、電気屋さんに寄ってみた。実は、今まで使用しているのは、マイクロソフトオフィス97のプロフェッショナルエディションであり、もう10年間も使っていることになる。自分で作業している分には何も支障はないのだが、最近、他の人から受け取るファイルがどうも正しく読み込めていないことがあることに気付いた。
エクセルはほとんど問題ないようなのだが、ワードの場合は結構重傷で、書式が大幅に狂ってしまうことがあるようだ。仕事で他所とワードやエクセルのファイルのやり取りの機会が多いし、最近某所で配布されている標準入力フォーマットのワードファイルなどは、ウチのワードでは書式が崩れてしまって全く使い物にならなかったのだが、どうやらワード2000や2003などでは何の問題もなく使えているらしいことがわかった。
というわけで、店頭でマイクロソフトオフィスの最新版2007のスタンダードエディションを探し出し、アップグレード版が使えるかどうか店員に聞いてみると、正確にはマイクロソフトに聞かないとわからないけど、多分オフィス2003からのアップグレードしか駄目だろうといってどうも要領を得ない。こちらは「10年以上前からの正規ユーザーだし、こんなオフィシャルユーザーズカードだって持ってるんだから、アップグレードできるだろう」と言ったのだが、この店員さんは「こんなカードは初めて見た」とおっしゃる。。。
らちが開かないので、ウチに戻り、速くなったインターネットで色々と調べてみると、最新のオフィス2007のアップグレードは、オフィス2000以降しか対応していないということがわかった。どうゆうことよ。。。
ということで、さらにいろいろと探してみると、1つ前のバージョンであるオフィス2003の場合には、オフィス97もアップグレード対象となっている。このバージョンは今年の6月で販売を終了しているとのことだが、ネットを探してみると、まだ販売しているところもあることがわかった。
これはラストチャンスかもしれない、ということで、あわててオフィス2003のアップグレード版を購入依頼した。何と言っても、標準版とアップグレード版では価格が25,000円程度違うのが大きい。しかも、最新版のオフィスにすると、逆にこちらが作成したファイルの互換性が問題にある可能性もありそうだし、1つ前のバージョンの方が安定していて良いという話もある。さて、ちゃんと在庫が残っていて無事に買えるだろうか?
それにしても、MS-DOSの2.1あたりからずっと正規ユーザーとしてたくさんソフトを買ってきたし、貴重(?)なユーザーズカードだって保有しているし、いまだに Micosoft User's News なんていうメールは定期的に送られてくるのに、ソフトを特典価格で購入する権利はいつの間にか剥奪されてしまっていたというわけか。。 無事にオフィス2003が手に入れば、これでまたしばらくは権利を維持できそうだけど。。 (結局、あのユーザーズカードやユーザーIDはもう何の役にも立たないということだろうか?)
しかし、改めてピンポイントの情報を入手しようとすると、マイクロソフトのウェブサイトは非常に使いにくい。マイクロソフトのホームページからメニューをたどって欲しい情報にたどり着こうというのは、ほとんど時間の無駄と言っていいくらいナビゲーションの筋が悪いと思うのだが、中の人はきちんと自社のウェブサイトを使いこなせているのだろうか? むしろグーグルに直接キーワードをたくさん入れてピンポイントで検索した方が、それなりの情報に一発でたどり着ける可能性が高いようだ。
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