2007/09/14

マイクロソフトのユーザー管理

ウチでのインターネット接続のADSLから光ファイバーへの切り替えが無事に完了した。電話局からの距離が遠いということもあり、今までのADSLは12Mの契約だったのに実際には0.3Mbps程度の速度しか出ていなかった。大抵のインターネットのページを閲覧するだけなら何とかなるのだが、さすがに大きめのファイルをダウンロードしたり、動画を見るような用途ではストレスが大きかった。でも、これで遠慮なく大きなファイルもダウンロードできるようになる。

光フレッツのマンションタイプ、VDSL接続で速度は60Mbps程度出ているようだ。今までの200倍の速度ということになるが、まあ普通のページを見ている分にはそんなに大きな違いは感じられない。むしろPC側の処理速度がネックになっている場面が多いようだ。でも、最近ウィルスバスターが頻繁にファイルをダウンロードするのがうっとうしかったので、これが少しは早くなってくれるのもありがたい。

別にこの機会に、というわけでもないのだが、マイクロソフトオフィスのアップグレードをしようと思って、電気屋さんに寄ってみた。実は、今まで使用しているのは、マイクロソフトオフィス97のプロフェッショナルエディションであり、もう10年間も使っていることになる。自分で作業している分には何も支障はないのだが、最近、他の人から受け取るファイルがどうも正しく読み込めていないことがあることに気付いた。

エクセルはほとんど問題ないようなのだが、ワードの場合は結構重傷で、書式が大幅に狂ってしまうことがあるようだ。仕事で他所とワードやエクセルのファイルのやり取りの機会が多いし、最近某所で配布されている標準入力フォーマットのワードファイルなどは、ウチのワードでは書式が崩れてしまって全く使い物にならなかったのだが、どうやらワード2000や2003などでは何の問題もなく使えているらしいことがわかった。

というわけで、店頭でマイクロソフトオフィスの最新版2007のスタンダードエディションを探し出し、アップグレード版が使えるかどうか店員に聞いてみると、正確にはマイクロソフトに聞かないとわからないけど、多分オフィス2003からのアップグレードしか駄目だろうといってどうも要領を得ない。こちらは「10年以上前からの正規ユーザーだし、こんなオフィシャルユーザーズカードだって持ってるんだから、アップグレードできるだろう」と言ったのだが、この店員さんは「こんなカードは初めて見た」とおっしゃる。。。
Ms_userscard_2

らちが開かないので、ウチに戻り、速くなったインターネットで色々と調べてみると、最新のオフィス2007のアップグレードは、オフィス2000以降しか対応していないということがわかった。どうゆうことよ。。。

ということで、さらにいろいろと探してみると、1つ前のバージョンであるオフィス2003の場合には、オフィス97もアップグレード対象となっている。このバージョンは今年の6月で販売を終了しているとのことだが、ネットを探してみると、まだ販売しているところもあることがわかった。

これはラストチャンスかもしれない、ということで、あわててオフィス2003のアップグレード版を購入依頼した。何と言っても、標準版とアップグレード版では価格が25,000円程度違うのが大きい。しかも、最新版のオフィスにすると、逆にこちらが作成したファイルの互換性が問題にある可能性もありそうだし、1つ前のバージョンの方が安定していて良いという話もある。さて、ちゃんと在庫が残っていて無事に買えるだろうか?

それにしても、MS-DOSの2.1あたりからずっと正規ユーザーとしてたくさんソフトを買ってきたし、貴重(?)なユーザーズカードだって保有しているし、いまだに Micosoft User's News なんていうメールは定期的に送られてくるのに、ソフトを特典価格で購入する権利はいつの間にか剥奪されてしまっていたというわけか。。 無事にオフィス2003が手に入れば、これでまたしばらくは権利を維持できそうだけど。。 (結局、あのユーザーズカードやユーザーIDはもう何の役にも立たないということだろうか?)

しかし、改めてピンポイントの情報を入手しようとすると、マイクロソフトのウェブサイトは非常に使いにくい。マイクロソフトのホームページからメニューをたどって欲しい情報にたどり着こうというのは、ほとんど時間の無駄と言っていいくらいナビゲーションの筋が悪いと思うのだが、中の人はきちんと自社のウェブサイトを使いこなせているのだろうか? むしろグーグルに直接キーワードをたくさん入れてピンポイントで検索した方が、それなりの情報に一発でたどり着ける可能性が高いようだ。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2006/03/22

新パソコン快調

結局、DELL、Emachines、EPSON Direct、FRONTIER などをネットで調べ、いくつかは実物を見て、Emachines の J3032 を購入した。定価が税込みで 49,700円。 512MBのメモリを増設したけど、それでも 6万円以下ということで、かなり安い買い物だった。

考えてみると、CPUがセレロンの3.2GHz、メモリが256MB、ハードディスクが100GB、DVD±RW(2層メディア対応)、8-in-1 メディアリーダ、Ethernet 10/100、USB 2.0×5、ステレオスピーカー、PS2キーボード & マウスという構成で、これにOSとしてWindows XP Home Edition がついてきて、この値段というのはすごいよなぁ。ちょっと前ならOSだけでもそんな値段だったし、これと同じ構成のPCを自分で作ろうとしたら、構成部品の購入費だけでどのくらいになるんだろう?

前のエントリにみっちゃさんがくれたコメントでは、emachinesは音がうるさいのが欠点とあったが、こいつは少なくとも前の装置より全然静か。以前は全く気にならなかった外付けのHDDのモーター音が気になるくらいだ。それと、みっちゃさんのコメントではOSはCD-ROMではないということだったが、少なくともリカバリーCD-ROMがついてきており、とりあえず購入時の状態には復旧可能である。

早速メモリの増設やHDDの増設作業を行ったのだが、このマシンは内部が広々としているし、HDDの取り外しや増設も以前のマシンではかなり苦労したのと比べるとあっけない程に楽であった。

ところで、いまだにFDDを使う必要性があるのだが、こいつにはFDDが付いていない。お店で外付けFDDの値段を聞いたら、USBの外付けFDDは5000円以上するとのことだったので、壊れたデスクトップから取り外して使うことにした。取り付けはこれも簡単だったのだが、前面パネルにFDD用の窓を開けるような構造となっていないため、仕方がないのでプラスチックのパネルの一部をナイフで切り込んで窓を開けて、みっともない状態で使うことにした。

emachines

まあ、見た目はどうでも良いのだが、今のところ非常に快調に稼動している。さすがにメインマシンであれやこれやとソフトも多く、インストール作業には結構手間がかかったけれど、まあ一通りの作業は順調にできる状態になった。

一連の作業中、一番気に入らなかったのは、MacAfeeのウイルススキャン90日無料お試し版をアンインストールしようとしたときの動作。こちらはウイルスバスターの権利を持っているので、MacAfeeをアンインストールしようとしたのだが、どうやっても稼動しているモジュールがあるからアンインストールできないというメッセージが出て、先に進めない。しかたがないので、msconfig を立ち上げて、スタートアップから MacAfee 関連のプログラムの起動を停止させて再起動することでアンインストールができたのだが、こんなにまでしてアンインストールされまいとするのもどうかと思うよなあ。。

そうそう、自作のプログラムがうまく動かないのでチェックしてみたら、標準の時刻表示は24時間制だけど 時分の表示が "1:23"のような形式だったためだった。 "01:23"のような形式にするには、コントロールパネルからの設定変更が必要だった。以前(Windows 95の頃?)は"01:23"が標準形式だったような気がしないでもないのだが、どうだったかな?

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006/03/17

8年もののパソコンが死んだ

長年使ってきたデスクトップのPCが昨夜突然死。電源が逝ってしまったらしく、うんともすんとも言わなくなってしまった。こいつは、Frontier神代のFBX-400というPCで、何と今から約8年前、1998年のゴールデンウィークに購入したものだ。当時の記事を見ると、何と標準仕様で 29.8万円もしたんだなあ。。

当時はまだPCのバスクロックは66MHzで、CPUも266MHzとかいう時代だったのだが、こいつはクロックが100MHzとなった最初のマザーボードを採用した機種だったと思う。その後、CPUを800MHzのPentium IIに載せ替え、メモリーを増設し、ハードディスクも増設したり交換したり、さらにOSも Windows95→98→XP とバージョンアップしながらしぶとく使用してきた。

今の時代に8年も前のマシンをメインとして使用できていた、というのにも驚くが、SETI@homeを始めてからはほとんど年中無休で働き続けてきたので、まあ天寿を全うしたのだと思うことにしよう。皆さんどのくらいでパソコンを買い換えているんだろうか?

実はつい2週間前にメインのハードディスクを160GBに置き換えたばかりなのだが、これは次期マシンのスレーブとして使うことにしよう。幸い、データはほとんど全てバックアップされているし、セットアップの手間は多少掛かるものの、かえって新しいマシンに変わることの楽しみの方が大きいような気がする。

今後もいわゆるマルチメディア系の使い方はほとんどしない予定だし、今まで8年前のマシンでもさして不便なく使えていたわけだから、新マシンも最もベーシックな奴で十分だろう。ただし、また動かしっぱなしにするだろうし、長く使うだろうから、丈夫でメンテしやすいことが一番重要だ。 ということで、DELLやemachinesなどを見て検討しているところだが、耐久性はどうなんだろう?

なお、今はノートPCでこのブログを書いているのだが、普段よく行う作業についてはデスクトップとノートのどちらでも似たような環境にして、無線LANでデータも共有するようにしていたので、とりあえずあまり困らないで済んでいる。まあ、ノートは画面が狭いのとテンキーがないこと、それにプリンタが使いにくいことが少し不便なのだが。。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006/03/13

Yahoo!のブログ検索を試してみた

ITmedia ニュース(3/13)から。「Yahoo!ブログ検索」β版公開

 ヤフーは3月13日、ブログを検索対象にした新サービス「Yahoo!ブログ検索」β版を公開した。検索キーワードの推移をグラフで表示したり、日付による絞り込み検索に対応した。

 検索キーワードや指定条件と一致した結果を、ブログ単位で表示する「ブログとの一致」、ブログ内の記事単位で表示する「記事との一致」の両方を表示する。「記事との一致」では更新日時順と、キーワードとの適合度順に並び順を切り替えられる。

 更新期間を指定した絞り込みツールを画面右側に設けたほか、検索を画像を含む記事やポッドキャスト対応記事に絞ることもできる。「類似記事を検索」では、タイトルや本文などから、内容が似ている記事を探してくれる。検索結果の「詳細情報」をクリックすると、記事のRSSや要約情報、関連キーワードなどを確認できる。検索結果はRSSでも取得可能だ。

 ブログ上で検索ワードが出現した頻度を「注目度」として、時系列でグラフ化して画面右側に表示する。グラフ上でマウスをドラッグすると時期を指定でき、検索結果を指定した時期で絞り込める機能も備えた。

 新サービスは、ブログ収集ツール「blogWatcher」を公開している東京工業大学 精密工学研究所 奥村研究室が協力している。

最近このブログへの訪問者の中で、Yahoo!検索から来られる方が減っているのだが、その原因はもしかするとYahoo!はブログと他のサイトを分けて管理する方向に向かっているためなのかもしれず、このブログ検索はその表れと見ることができるのかもしれない。

YAHOO! ブログ検索 BETAで、早速遊んでみた。先月このブログへの訪問者の検索キーワードで上位にランクされた、「一点集中 ダイエット」を試してみると、こんな検索結果となり、このブログがトップに来ているものの、何故かそのものズバリの記事にヒットしない。

どうやらデフォルトでは更新日時順となっているのが原因のようで、適合度順にするといろいろなブログがヒットする中で、ここは4番目にランクされている。他にも、「過去の天気予報」などで検索してみるが、こんな結果で今ひとつピンポイントでヒットしていないというか、もどかしい感じの結果に見える。

まだ過去のブログを完全に網羅しきれていないためもあるのか、自分の書いた記事を探す目的で使おうと思っても出てこなかったりするので、少なくとも古い記事の検索に関しては、現時点では従来からの Google検索の方が使いやすいように思える。

面白そうなのは、各検索結果の所に「詳細情報」や「類似記事を検索」というリンクが表示されるところや、記事の更新期間や画像のあるなしで絞込みができるところなど。また、右に表示されるグラフで、検索ワードの人気の推移が見られ、さらにこのグラフをドラッグして検索期間の絞込みができるようだ。

試しに、今もっともホットな単語で検索してみるとこんな結果が得られた。なるほど、これを使うと、最も早く取り上げたのが誰かなんてこともある程度わかりそうで面白いかも。。

検索結果には、「ブログとの一致」と「記事との一致」が分けて表示される場合があるのだが、これって意味のある分類になっているんだろうか? こんな説明がされているけど、今一わからん。他のブログ検索と比べての評価も興味あるが、それ以上に通常のYahoo!検索が今後はブログを排除する方向に向かうのかどうかに興味があるところだ。。

ちなみに記事で触れられているBlogWatcherについても、少しキーワードを入れて遊んでみたが、どうもクセが強いのか、通常の検索とはかなり異なる結果が得られるようで、ちょっと使いにくい印象だ。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2006/01/13

「日本語テスト」をやってみた

MYCOM PC WEBのニュース(1/12)から。ジャストシステム、日本語テストを実施 - 予想に反した結果も

ジャストシステムは12日、漢字や仮名づかい、敬語、文法、手紙の表現など日本語のレベルを簡単に調べることができる「ATOK presents 全国一斉!日本語テスト」を期間限定で開始した。問題は「『危機いっぱつ』の正しい書き方は、どっちでしょう。」(例題)などといったもの。回答は選択式で、最近ゲームソフトでも人気の、脳のトレーニングに似た感覚で楽しむことができる。

同社は2005年12月に同じテストをWeb調査方式で実施しており、プレテストは以下のとおりに行われた。

内容:漢字力、表記力、文法、敬語、手紙の常識、語彙力を問う多肢式30問
問題作成:『明鏡国語辞典』編集委員の鳥飼浩二氏
全回答人数:首都圏に住む10~50代の男女1,037人(男性49.9%、女性50.1%)
プレテスト結果では、慣用表現の誤用は、10代~20代の方より、40代~50代の方が多かったとされる。敬語は20~30代の社会人、現代かいによる読み書きは10~20代の学生が得意とし、上の世代が逆に不得意とするなどの構図が浮き彫りにされた。

総合平均点 59.6点(男性58.8点、女性60.4点)

ということで、ここのところ日本語がブームとなっているようだが、悪いことではないだろう。自分の実力を知るにはチャレンジするのが一番、ということで、ATOK presents 全国一斉!日本語テストを試してみた。

結果は、67点「ふつうです」。寸評は「ボキャブラリーを増やそう。」だった。30問中21問が正解だったのだから70点でも良さそうなものだが。。 もう少しいい点が取れるかと思ったけど、問題がちょっと非実用的だったせいではなかろうか、と言い訳してみたりして。。 

具体的にコメントしたいところだが、ネタバレになるので控えておく。まあ、敬語は比較的簡単だったかな? 話の種に一度チャレンジしてみては如何だろう? 期間限定で2/28までらしい。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/07/08

プリンタの故障とドアtoドアサービス

2年前に購入して使っていたエプソンのインクジェット複合機(CC-600PX)が突然故障して使えなくなった。何の前触れもなく、それまで極めて順調に印刷できていたのに、ある日突然、黒インクがベッタリと付き、他の色は全く印字されなくなったのだ。気温の変化か何かかな?と思い、とりあえずヘッドクリーニングを何度か繰り返すと、カラーはいずれもかすれたままながら、黒だけは何とか使えるレベルに戻った。

しかし、どうしてもカラー印刷したいので、更に何度かヘッドクリーニングを繰り返してみたが、一向によくなる気配が見られない。そうこうしているうちに、インクがなくなってしまったこともあり、インク交換すればトラブルも解消するだろうか、と期待してカラー3色のインクカートリッジを新品に交換。交換直後は、若干かすれる部分はあるものの、そこそこ見られる状態に戻ったので、これで数枚を印刷。しかし、さらにヘッドクリーニングをしてみたら、逆に印刷ムラが前よりもひどくなり、使い物にならないレベルまで悪化。

ということで、エプソンのサイトで調べてみると、FAQに如何にもそれらしい症状が載っていて、「インク経路に問題が発生している可能性」が指摘されている。うーむ、この機種の持病なのだろうか? 

修理をするしかなさそうだ、ということで修理方法を調べてみたら、ドアtoドアサービスというのがあることがわかった。これは、こちらから修理を依頼すると、宅配屋さんが取りに来てくれて、修理完了後にまた宅配便で配達してくれるというサービスだ。サービス料金が掛かるとは言え、何といっても早いのは魅力。 ということで、7/3(日)の夜にインターネットから修理を申し込んだ。

7/5(火)にクロネコヤマトが段ボール箱を持参してプリンタを引き取りに来てくれた。玄関先でヤマトのお兄さんが梱包をして、そのまま持って行った。そして、7/7(木)の午後に同じクロネコヤマトのお兄さんが修理済みのプリンタを持ってきてくれた。うーむ、予想以上に早い!! 代金引換ということで、ヤマトのお兄さんに修理代金トータル6,688円を支払った。

早速セッティングしてテストしてみると、当然のことだがきれいに印刷できる。インクは新品をセットしなおしてくれたようで、すべてのインクが満タン状態。おまけに、ご迷惑をお掛けしたお詫びの印?として、予備のインクカートリッジが1セット付属してきた。

修理内容を見ると、

診断内容
 ヘッドクリーニング機構の不具合により印字不良になっておりました。
処置内容
 部品交換、注油、各部調整、機能検査、動作チェックを致しました。
交換部品
 インクシステムアセンブリ 1個 370円
請求金額
 部品代金       370円
 基本/技術料金 4,500円
 ドアtoドア料     1,500円
 合計(税別)     6,370円
 消費税         318円
となっている。修理センターでは、7/6に受け付けて、その日のうちに修理を完了して発送したようだ。驚くほど素早いし、インクカートリッジまでつけてもらって、実質的な修理費用は随分安かったようだし、と大満足。このドアtoドアサービスというのは、宅配便の受け渡しがさほど不便ではない人にとってはとても便利なサービスだと思う。

ただ、FAQにそれらしい不具合が記載されていたことや、手際の良すぎる修理、さらにはやけにサービスが良い点が、逆にちょっと気になった。ということで、今さらだけど、ネットを探してみたら、2chにそのものズバリ、EPSON CC-600PXというスレッドがあり、正に同じ症状の報告が沢山出ている。。 何故か今年になってから、この手の故障が頻発しているようで、価格.comと合わせて、ほとんどお祭り状態になっていたようだ。

ふーむ、知らぬが仏というか、サービスの良さを単純に喜んでいいのか悪いのか、何となく後味の悪い結末だな。。 まあ、個人的には、今回の故障に関する対応については何の不満もないんだけど、ネットで色んな情報が簡単に入手できるというのは、こういうことなんだなぁ、と妙に感心。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005/03/23

失敗知識データベースを覗いてみた

MSN-Mainichi INTERACTIVE(3/23)の記事。科学技術:国内外の失敗1000件「成功のもとに」 振興機構がデータベース化

◇タイタニック沈没、臨界事故、カネミ油症…

 科学技術振興機構(JST)は23日、国内外で過去に起きた科学技術分野の失敗約1000件を網羅したホームページ「失敗知識データベース」を開設する。タイタニック号の沈没(1912年)や茨城県東海村での臨界事故(99年)など、過去の大事故やよくある失敗を教訓に、失敗防止を目指す取り組みへの活用を呼びかける。

 「失敗学」の提唱者、畑村洋太郎・工学院大教授が中心となり、過去100年余りの事例を分析した。事故に関する公の調査報告書や報道を基に、各事例ごとに概要、原因、対処、対策、後日談など約30項目のデータを掲載する。

 「鉄道」「自然災害」「原子力」などの項目別に検索できるほか、「不注意」「検討不足」「操作変更」「連絡不備」「死亡」など、失敗の特徴から該当する事象を選び出すこともできる。

 臨界事故、03年の米スペースシャトル「コロンビア」事故、食用油にポリ塩化ビフェニール(PCB)が混入したカネミ油症事件(68年発覚)などは「教訓に富んだ典型的な失敗・事故」と位置付け、図や絵を多用して読み物風に紹介する。

 データベース(http://shippai.jst.go.jp/)の利用は無料。問い合わせ先はJST技術者能力開発情報部門(03・5214・8456)。

早速、失敗知識データベースにアクセスしてみると、本日から一般公開が開始されたとのことで、既に一通りのデータが見られる。数年前から失敗学に関して、畑村先生が多数の本を出されているようだが、あいにくと読んだことがない。(参考:失敗学会

このデータベースは過去の事故やトラブル事例を幅広い分野から集めたもののようで、なかなかの力作だ。こういうデータベースに無料でアクセスできるというのは歓迎したい。以前から主として企業での労働災害や事故を防止する目的で、自社や同業他社の事故や災害の事例を集めた書籍類はあったし、色々な場で活用されてきたのだが、このように世界中から広い分野の事例を集めて、統一した基準で分類整理され、しかもかなり詳細に記載されている点は感心する。このデータベースについてには、畑村先生自らが解説をしている動画ファイルも掲載されているのだが、うちの貧弱なブロードバンド環境では音が途切れ途切れで聞くに堪えなかった。

このデータベースの目玉とも言うべき、目新しい試みが「失敗まんだら」というものらしい。失敗知識データベースの構造と表現という解説は非常に難解な説明が延々と続いていて結局よくわからない。。 どうやら、従来からある事故や災害事例集では失敗知識の伝達がうまく行っていないので、繰り返し同じような事故や災害が起こっており、もっと失敗知識を構造化する必要があるということらしい。そして、そのために編み出されたのが「失敗まんだら」というもので、従来からのデータベースが原因と結果の単純な関係からなるのとは異なり、事例のシナリオなどを考慮して、検索者が欲しい情報に的確にたどり着けるようになっているのだそうだ。

実際には、「原因まんだら」「行動まんだら」「結果まんだら」の3つの切り口で過去の事例を分類し、例えば、原因が「調査・検討不足」、行動が「非定常操作」、結果が「身体的被害」などと指定して検索すると、該当する事例が検索できる。でも、従来からの事故事例の分類でも、似たような分類は普通にされていたと思うし、検索も同様に可能だと思うけどなあ。もちろん、分類の仕方は微妙に違うのだろうけど、本当にこの仕組みはそんなに新しいのだろうか? 

ともかくも、例えば過去の原発事故や航空機事故などの詳細を知りたい時などは、まずここを見てみるのが良さそうだ。古いものは戦前の事例などもあり、本当に今の時代の事故防止に役立つのかは疑問もあるけど、データベースとしては貴重だろう。

目的はあくまでも過去の事例を今後に活かすためのものであり、決して誰かの責任を追及するためのものではないとはいうものの、失敗百選なんてのに選ばれるのは、さすがにいつまでも晒し者になってるみたいでちょっと辛そうだ。。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2004/12/02

Googleでワイルドカード

たまたま図書館で、「翻訳に役立つGoogle活用テクニック」という本を見つけて読んでみた。実に実用的というか実戦的な本で、Googleを単なる情報検索としてではなく、表現検索の道具として使いこなそうというものだ。

確かに日本語でも、間違い表記かどうかをチェックするのに、Google様に聞いてみて多数決で判断する、いうのは結構有用なテクニックだし、多数決が必ずしも正しくないにしても、それなりに使われているのではないかと思う。例:うろおぼえ(23300件)、うるおぼえ(3370件)、うろ覚え(214000件)、うる覚え(20900件)。アスタリスク(71900件)、アステリスク(4630件)。

本書は、それと同じことを英語で行えば、英語圏でより一般的に使われる表記を見つけることができる、ということを基本にしている。その上で、単なる多数決ではなく、例えば科学用語の使い方であれば、Nature とか Science といった著名な雑誌からだけ検索してみたり、といった工夫が沢山紹介されている。( サイトオプションの使用、例えば "site:nature.com"、"site:aaas.org"、"site:sciam.com"など)

また、工事用のヘルメットは helmet か hard hat なのか、を確認するような場合には、イメージ検索を使えば一目瞭然などの例も紹介している。

しかし、何といっても、Googleでワイルドカードが使えることは知らなかった。知っている人には当たり前の話なのだろうけど、少し調べてみると、Googleではワイルドカードは公式にはサポートされていない機能のようで、ヘルプにも全く書かれていないようだ。

少なくとも英語の場合には、「*」1文字が one word を示すので、例えば「最も○○な問題」を英訳する際に、"the most * problems"、"the most ** problems"、"the most *** problems"というようにアスタリスクの数を変えてフレーズ入力して検索してみると、the most serious problems、the most important unsolved problems、the most exciting and important problems などの表現が見つかるので、実用的な英作文の参考になる、というわけだ。

なお、Googleは、複数形と単数形や動詞の活用形をあいまい検索してくれないので、場合によっては "the most * (problem OR problems)" というように "OR" でつなぐ必要があるが、逆に単数/複数の使い分けについて調べることができるメリットもある。

ところが、同じ事を日本語でやってみようとすると、今一うまく行かない。このことは多くの人が色々と試しているようで、はてなでも、様々な議論がされている。要するに、日本語の場合にはワイルドカードの動作は保証されていないし、英語に比べると実際に問題が多く、なかなかうまく使えない、ということみたいだ。なお、Yahoo!の場合には、アスタリスクは AND検索の記号として解釈されるようで、英語でもワイルドカードは使えないようだ。

本書では、他にも英単語の使い方を調べるのに有用なテクニックとして、"intitle:"オプションや "inurl:"オプションが紹介されている。例えば、ページのタイトルやURL中に "glossary"、"dictionary"、"about XX"、"faq"等の単語が含まれているページだけを検索対象に指定することで、使用法や解説記事を効率よく見つけようということだ。確かにうまいこと考えるものだ。

まだまだ知られていない使い方が隠されているのではないか、という気もしないではないし、もしもおもしろい発見をしても、そう簡単に他人に伝えるのはもったいない気もするが。まあ、何事も結構奥が深いものだ。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/09/21

ブルーシルクで技術情報検索

FujiSankei Business i(9/21)の記事。専門用語なしで技術情報検索、三菱総研が12月にもサービス

 三菱総合研究所(東京都千代田区)は、東京大学(同文京区)、沖電気工業(同港区)と共同開発した高性能の検索技術「ブルーシルク」を使って、企業や大学の研究機関の研究テーマから、的確な情報を簡単に探せるシステムの実証実験を始めた。

 三菱総研では11月中旬まで実証実験を行い、使い勝手などを検証したうえで、早ければ12月にも有料の本サービスに移行する予定だ。

 今回の実証実験では、独立行政法人である科学技術振興機構(JST)の学術論文約60万件のほか、特許公報掲載済みの情報約40万件、そして全国の国公立大学と主な私立大学のホームページから検索できるようにした。

 トップ画面の検索文入力欄に、探したい研究成果に関する内容の単語または文章を書き込むと、その単語が含まれていたり、入力文章の内容に近いホームページを自動的に探す仕組み。文章でも入力できるようにしたことで、専門用語がわからなくても技術情報を検索できるようにした。 (後略)

ということで、JDream Petit に続いて、また新たな科学技術文献検索サービスがでてきた。

この ブルーシルクは、現在すでに無料お試しサービス中だが、Bluesilkとはによると、検索対象がJST(科学技術振興機構)提供の科学技術文献だけでなく、特許公報や、大学のサイト内の情報までをカバーしている点と、キーワード検索ではなく文章による連想検索ができるという点が特徴のようだ。

文章を入力しての連想検索や関連キーワードの抽出については、汎用連想計算エンジン「GETA」と、日本語形態素解析システム「茶筌」を採用している。これは、本を検索するシステム Webcat Plus や、新書マップとも共通の技術のようだ。

JSTの JDream Petit (そろそろ無料期間が終わる)と一部オーバーラップしたシステムのようにも思えるのだが、うまく使い分ければ有効かもしれない。 JDream Petit については、検索デスクでも検索の視点として、詳細な評価がされている。

早速、無料ユーザー登録をして、ちょっとだけ使ってみた。検索結果では、JSTの文献はお試し期間中は書誌事項だけで抄録も出てこないけど、特許の場合は明細書の全文まで簡単に見ることができるので特許庁の電子図書館よりもある意味では便利かもしれない。画面の左側や右側にいろいろと情報(関連語、著者一覧、所属機関一覧等)が出てくるのだが、今一有効な使い方がわからない部分もあり、少し使い込んでみる必要がありそうだ。(関連語は何故か Wikipedia にリンクしている)

Q&Aによると、

質問7 現在、Bluesilkでどのようなコンテンツが検索可能ですか?
答え7 現在、Bluesilkでは、以下のコンテンツが検索可能です。今後、逐次コンテンツを拡充していく予定です。
 ●特許(2003年1月~12月公開分):約35万件(特許庁発行 CD-ROM公開公報)
 ●論文(2003年度分):約67万件(JST提供)
 ●MRIオリジナルコンテンツ:約1万件(NEXTING、自治体チャンネル、MRITODAY等)
 ●東京大学ホームページ:約8万件
とあり、まだまだ本格的な使用には物足りない。有料化したときの価格については、まだ未定なのか書かれていないようだ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2004/09/01

Googleニュース サービス開始

グーグルニュース開始の Googleニュースで読める様々な記事によると、本日(9/1)から日本と韓国でも Googleニュースサービスが始まった。

このGoogleニュースのページは、自動更新になっているので、常時接続環境で立ち上げておくと、勝手に最新ニュースを集めて表示してくれるようだ。

海外ニュースを探すのに、従来から英語版は時々使用していたけれど、このサービスはとても便利だと思う。何よりもニュースだけを検索できるし、あるニュースに関連した記事がグループ化されているので、一つのニュースについて様々なサイトの記事を比較して読むことができる点も良い。

従来からある、Yahoo!ニュースは、読売新聞、毎日新聞、産経新聞はカバーしているけど、朝日新聞や日経新聞はカバーしていないし、他のポータルサイトのニュースでも、朝日はあるけど読売がなかったりで、大手新聞社サイトを全部カバーしているところはなかなか見つからない。よくわからないが、いろいろなしがらみがあるらしい。

Googleニュースは少なくとも今の所は、朝日、読売、毎日、日経といった大手は全てカバーしているようだ。と思いきや、あれっ?? 読売は消えたのか?(午前中には読売新聞の記事へのリンクもあったと思ったのだが。。)産経もないみたいだ。読売と産経と来ると著作権絡みかな? ITmediaの記事にも

 ただし、Webサイトに掲載した記事への直接リンクなど、いわゆる“ディープリンク”に対する風当たりは強い(関連記事)。国内でも、ニュース記事のタイトル(見出し)は著作物であるとして、読売新聞社がニュースリンクの配信サービス会社を相手に訴訟を起こしたことがあり(東京地裁で敗訴)、同社のような検索エンジンサービスにも配慮が求められそうだ。

 こうした指摘に対してチェン氏は、「社内の見解では(同サービスは)合法的なもの。ただし、コンテンツホルダー側が希望すれば、検索エンジンがそのサイトを訪れないようにすることは可能だ」と話している。

と書かれている。Googleニュースの検索結果に出てこないとなると、読売や産経の記事を読みに行く人が減るのではとおせっかいな心配もしたくもなるのだが、逆にこのままだと Googleニュースの価値が期待ほどは高くないとも言える訳で。。

今の所、まだ関連ニュースの集積状況が不十分な印象(メジャーなニュースなのに大手新聞社の記事が全部揃っていない等)があるが、これは徐々に改善するものと期待しておこう。普段あまり見に行くことがない、スポーツ新聞や地方新聞へのリンクが出てくるのは、楽しみが増えた点で歓迎だ。

あと、英語版では気が付かなかったけど、NIKKEI NETによると、

 なお、このサービスは通常のGoogleの検索結果と連動しています。ユーザーがGoogle.co.jp上で検索を行うと、検索キーワードに関連したニュースが存在する場合は、ニュースの見出しが通常の検索結果とは明確に分けられてページの上部に表示されます。
ということで、試しに Googleで、"オリンピック 特別賞"と検索してみると、一番上にニュース検索結果がリストアップされている。これも便利な機能だ。

今後の改善要望項目として是非お願いしたいのは、関連ニュースに海外サイトも加えて欲しいということ。日本で話題になっているニュースが、海外ではどんな報道されているのかとか、逆に日本では簡単にしか紹介されていないけど、海外の詳しい情報が知りたい、なんてニーズが結構ありそう。

もっとも、このサービスは完全に自動化されているのが特徴らしいので、実現は難しそうだが、現在はベータ版につきご意見ご要望を受け付けているらしいので、一応投げてみるか。。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2004/08/02

JDream Petit & Daily

日経新聞8/2の朝刊から。

科学・医学分野 論文検索2000万件・科技振興機構ネットで提供

 科学技術振興機構は個人がインターネットを通じて国内外の科学・医学論文約2000万件を検索できるサービスを2日から始める。アトピー性皮膚炎など身近な病気について知りたい人や、環境団体や企業などに所属する研究者が欲しい情報を探すのに役立つ。個人向け学術情報サービスとしては国内最大級になる。

 新サービスは「ジェイドリームプチ」(ホームページは http://pr.jst.go.jp/jdreampetit)。料金は検索1回で200円。月額3000円の定額制もある。9月30日まではサービス周知期間として無料で提供する。

 機構のデータベースに収録した論文を検索し、世界約50カ国の科学技術や医学論文の抄録(要旨)を日本語訳で読める。アトピーやICタグといったテーマ別、著者名などで探せる。論文全体が欲しい場合は別料金でコピーを郵送する。

 通常のネット検索や書籍の情報では、病気に悩む患者や家族がたどり着くのに手間取り、正しいかどうかの判断が難しい。新サービスを利用すれば病気の知識を得られるだけでなく、著者などを手がかりにして治療先を選ぶ参考にもなる。

ということで、科学技術振興機構のホームページを見ると、JDream Petit という文献検索サービスの他に、JDream Dailyという、文献ウォッチング&メール配信サービスも始まるらしい。(こちらは8/16から無料テスト開始予定。)

そもそも JDream とは、JST Document REtrieval system for Academic and Medical fields の頭文字を取ったもので、これまでも教育・研究機関等の法人対象に提供してきたデータベースサービスで、今回これを一般向けに安価に開放するということらしい。

とりあえず、JDream Petit の中を覗いてみた。この文献検索サービスでは、国内外の科学技術全分野のデータベースである JST7580 と JSTPlus 、日本国内医学分野の JMEDPlus を対象として検索ができる。リストを見ると収録している雑誌数も多く、結構役に立ちそうだ。

試しに検索してみると、非常に検索が早くて気持ちいい。検索オプションは多くはないみたいだけど、ざっと触った感じではそれなりに使いやすい。結果として出てくるのは、日本語の書誌事項と抄録なので便利。(著者名は欧文誌の場合にアルファベット表記となるので、キーワード入力に注意が必要。)

まあ、今は無料だからいいけど、検索1回に200円は高いような。出力件数にも制限があるようだし。仕事で定期的に検索するならば月額3000円の定額制がいいのかもしれないが、個人だったらやっぱり1回200円かな? 何か調べたいなら今のうちかも。。

今はまだ詳細が見られないが、書誌情報速報メール配信サービス JDream Daily にも興味ある。でも1テーマ 1000円/月、1雑誌 250円/月という値段はどうかな? ただ、こういうサービスは申し込む時には色々と期待するんだけど、実際にメールが頻繁に送られてくると、段々わずらわしくなって、あまり見ないで捨てちゃうんだよね。 実は、Nature や Science から毎週送られてくる最新号の案内メールは英語だし、どうせ無料だし、ということでほとんど見ていない。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2004/07/01

「新書マップ」を使ってみた

asahi.com(6/27)に載った記事、新書・選書をネットで検索 7千冊を千のテーマに分類

 あるテーマに関連した新書・選書をすぐに探せるネット上の検索システム「新書マップ」が完成し、30日から無料公開される。書名や著者名が分からなくても、「連想検索」によって狙いの本を絞り込むことができる。

 「新書マップ」は、国立情報学研究所の高野明彦教授らが作った。検索の際、キーワードと書名などが一致しなくても、その言葉と関連する言葉や内容を含む本を拾い出す「連想検索」法を使った実験として、新書・選書をデータベース化した。主要出版社の近刊を中心にした約7千冊を、研究者、編集者ら20人が協力して、約千のテーマに分類、登録した。 (後略)

ということで、興味があったので様子を見てみた。

さて、この 新書マップ というサイト、なかなかデザインやインターフェースが凝っている。試しに検索ワードを入れて検索してみると、何やらアニメーション付きで結果が華麗に表示される。

それにしても、使い方の解説やヘルプだとか、どういう仕組みで作られているのか? といった説明が今のところ一切どこにも書かれていないので、使い方については使う側が想像するしかない、という不思議なサイトだ。直感的に使ってください、ということだと思うけど、データベースの収録範囲だとか、運用責任者や連絡先等も何も表示されていないというのもどうかと思うぞ。

それはともかく、実際に使ってみると何となく使い方はわかってくる。円の外側に表示される12の単語が「関連キーワード」というもので、円の中に表示されるのが「関連テーマ」ということらしい。この円の中に表示される「関連テーマ」をクリックすると、そのテーマで検索された新書リストが表示されるという仕組みで、この表示もかなり凝っていて、本の背表紙のイメージが本棚に並んだように見せるようになっている。円の外側の「関連キーワード」をクリックすると、そのキーワードをベースにした再検索が行われるようだ。

いろいろと遊んでみると結構楽しい。自分の読んだ本の周辺だとか、思いもかけない内容の本が出てくるので、確かに面白い。ここで見つかった本の内容をインターネット上で色々と検索することで書評を見たり、オンラインで購入したり、なんてこともできそうだ。(ここの検索結果から直接そういうサイトにリンクできるといいけど、そうもいかないだろうな。)

実際、書籍に関しては、既にアマゾン等の商用サイトに膨大なデータベースが完成されているし、他にも国会図書館を始めとした各種図書サイトも多い。しかし、何か知りたい内容だけが漠然としてて、それに関する書籍を探す際には、こうした従来型の検索では不十分だったわけで、この連想型の検索はかなり役に立ちそうだ。最近は図書館とか大きな書店では、各自がコンピュータで検索できる所も多いが、そういう場所にもこの種の検索は有用な気がする。

今回の新書マップの連想型検索は、どうやら同じ国立情報学研究所の開発したWebcat Plusをベースにしているようだ。(どこにも説明が書かれていないのだが。。) こちらは新書以外の非常に多くの書籍を対象としているので、こちらの方が実質的には有用かもしれない。仕組みや使い方についてもに説明があるし。

開発した国立情報学研究所には、この背景になる情報(冒頭の朝日新聞の記事のソースだとか)があるかと思いきや、ここでも何もみつからなかった。代わりに、GeNii NII学術コンテンツ・ポータルというページを見つけた。研究に関わる人にとっては、なかなか有用そうなデータベースやツールが公開されているようだ。(実際にいくつか試してみると、意外と使えないような気もするが。。)

*結構面白くて、役に立つ、いいものを作ってくれていると思うのだけど、使う人のことを今ひとつ考えていないというか、どうしてこう無愛想なんだろう?(見た目はとてもきれいだけどね。)

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2004/05/31

ヤフーの検索が変わった

ITmediaニュース(5/31)Yahoo! JAPANも独自の検索エンジン採用

 ヤフーは5月31日、Yahoo!JAPANの検索エンジンをGoogleから「Yahoo! Search Technology」に変更した。

 Google採用時よりも、送り仮名の違いなど日本語の表記のゆれに対応しやすくなるという。検索結果の画面構成自体はGoogle採用時と変わらないとしている。

ということで、ちょっと試してみたが、確かに Google とは異なった結果を返すようになっている。検索オプションも Yahoo! 独自のものになったようだ。

日本の検索エンジン事情については、このブログでも 2/11の記事 でも取り上げたが、Google の寡占状態は決して好ましいものではないと思っているので、今回の変更は多様性を重んじる意味から歓迎したい。今までは困った時はキーワードを変えてみるのが常道だったけど、今後はエンジンを変えてみるのがいいかもしれない。

しかし、ある日突然検索エンジンの中身が変わるってのも、何だか不思議といえば不思議な話だ。トヨタの車を買ったら、今日からエンジンがやっとトヨタ製になりました、実は昨日までは日産製だったんです、内緒ですけど、みたいな話じゃないの? 検索サイトにとって、検索の質は提供するサービスの中心部分のはずなのに、その内容の大幅変更についてユーザーに説明がないってのは?? (所詮無料のサービスだけどね。)

ちなみに、このブログを訪れてくれる方のトップは Yahoo!サーチ経由で来られる方々なので、その検索エンジンが変わったことで、今後何らかの影響が出てきそうだ。しばらくは傾向を注目していこう。

今の所、このブログサイトに関しては、検索結果のリンク先がやや不適当なケースが散見されるようだが、改善されるのだろうか?(該当記事に直接リンクせず、カテゴリーやバックナンバーにリンクしているケースなど。)

*6/1追記:本件に関してのヤフーのニュースリリース

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2004/04/13

Webラーニングプラザ

たまたま科学技術振興機構(JST)がやっている無料の技術者向けのWeb学習システム、Webラーニングプラザを見つけた。面白そうだったので、体験してみた。

調べてみると2002/10/1から一般公開されている。全然知らなかった。もっと宣伝すれば良いのに。(お金取るわけでもないから、独立行政法人的には、登録ユーザー数はどうでもいいってことのかなぁ?)

内容は現時点で、分野別教材が、科学技術史:1コース/3レッスン、環境:9コース/57レッスン、ナノテクノロジー:9コース/47レッスン、ライフサイエンス:7コース/31レッスン、機会:14コース/133レッスン、化学:8コース/73レッスン、社会基盤:4コース/28レッスン、安全:1コース/3レッスン、総合技術監理:19コース/113レッスンの合計:72コース/488レッスンと、映像型教材が14コースが用意されている。これだけでもかなりの分量だけど、まだまだ科学技術体系全体のほんの一部だけにすぎないとも言える。

1レッスンが約15分の音声+画像(アニメ)+テキストからなる講座で、少し見た感じでは、レベルは高いものから低いものまで様々。それでも、用語集やFAQもしっかりしているし、比較的わかりやすく、なかなか使える印象。特に、自分の専門以外の分野の概要を簡単に知るのには結構役に立ちそうだ。

各レッスンの最後に自己診断テストがあり、内容の理解度チェックもできる。登録しなくても無料で全部受講できるが、登録すると過去の学習履歴が残せるようだ。

まだ、カリキュラムが十分に網羅的には完備されていないけれど、少しずつ充実してきているようだし、今後とも多くの人がユーザー登録することで応援してあげないと、そのうち中途半端で終わる恐れもあるかも。。(科学技術立国がらみでかなりのお金が注ぎ込まれているようだし、コストパフォーマンスはやや疑問だけど、使わなきゃ損だ。)

同じJST(科学技術振興機構)のWebコンテンツで、失敗知識データベースというのもあるんだけど、こちらは使いにくいし、内容的にもまだまだかな? やっぱりこの手の情報ってのは、多くは企業が握っているだろうし、本質の部分は企業秘密も多いだろうから、なかなか共通の場所には出てこないんだろうな。

子供向けだけど、国際的な試みとして、サイエンスラーニングネットワークの科学の玉手箱も面白い。英語版を選べば、英語の学習教材にもなるし。。

Webラーニングとか eラーニングと呼ばれる分野は、ブロードバンドの普及で本当に使い物になるものになってきた感じがする。通信教育とも教育放送とも異なるメリットが確かに感じられるし、まだまだ面白くなりそうだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/04/05

ニュースサイトのリニューアル

4月になり、いくつかのインターネットのニュースサイトもデザインの変更が行われている。情報源として一番頻繁に使うところなので、その使い勝手は気になるところ。

日経新聞の運営するNIKKEI NETは、見た目の印象もだいぶ変わったけれど、何よりもニュースを探しやすくなった。従来は、直近の数本の記事のタイトルしか表示されておらず、それ以前の記事はどんどん消えていってしまうので、当日のものであっても検索して探す必要があった。今回のリニューアルで、当日分を含め過去1週間分の記事のリストが見られるので、非常に探しやすい。これは今のところ他の新聞にはない機能で、なかなか便利だと思う。

従来の欠点を解消し、逆に他社よりも使いやすくしたということで、今回の変更を高く評価したい。もっとも、ニュースカテゴリーがかなり細分化されているので、逆に記事を探す際には、何処にあるのか見つけるのが大変だったりするが。

毎日新聞の Mainichi INTERACTIVE は、今日(4/5)から、MSN-Mainichi INTERACTIVEに生まれ変わった。どうもMSNのサイトの一部に、ニュースページとして組み込まれたみたいな感じだ。この新しい画面は、文字サイズが小さく、IE6の文字サイズ「小」で見ると、非常に読みづらい。画面の上部と右側の広告スペースがやたらとでかくて、記事スペースを圧迫しているためか。今まで文字サイズ「小」にしていて、ほとんど不便を感じたことがなかったのになあ。

毎日新聞は従来 Webに載せるニュースの量を少し限定していたような印象があるが、今回の変更で、記事の量は圧倒的に増えたようだ。ただし、例えば「社会」というカテゴリーの記事を探してみると、普通の記事の他に、社説や特集記事も一緒に時間順に並んでいるので、やや探しづらいように感じる。数日前の記事まで一覧で見られるのはいいのだけど、記事の配信時刻しか表示されていないと、何日前の記事かわからないのは、愛嬌か?

実は Mainichi INTERACTIVE では、科学関係ニュースについては過去数年分がカテゴリー毎(環境、物理・化学、医療、原子力等)に保存されていた。今度のリニューアルでどうやら過去分は無料で見られるのは2か月分に限定されてしまったようだ。おまけにURLが全面的に変わってしまったため、過去の記事へのリンクも切れてしまっているし、二重に残念。

本当は、各社ともに、記事へのリンクをもっと長く生かしておいてくれると大変助かるのだけど。すぐにリンクが切れちゃうから、このブログでも記事への直リンクは極力避けて、引用しているけど、これはこれで著作権法上の許される引用に当たるかどうか微妙だし、困ったものではある。

| | コメント (0) | トラックバック (9)

2004/04/01

エープリルネタ?

あのグーグル(Google)がメールサービス"Gmail"を始めるというニュースがあちこちに報道されている。日本語で詳しく書いてあるので、代表してCNN.or.jpのニュースを引用しよう。

グーグルが無料「Gメール」開始へ、容量1ギガバイト
カリフォルニア州マウンテンビュー――検索エンジン最大手の米グーグルは3月31日、1ギガバイトの容量を持つ無料ウェブメールサービス「Gメール」を近く開始すると発表した。現在は対象を一部ユーザーに限定しているが、2週間以内には全ユーザーに向けてサービスを開始する見込み。

競合するヤフーやマイクロソフトに対抗した新戦略。1ギガバイトの容量を持つ無料メールでは、ヤフーが展開する「ヤフーメール」の4メガバイト、マイクロソフトの「ホットメール」の2メガバイトをはるかに超え、画面1ページ分の電子メールが約50万件保存出来る。

また、送ったメールへの返信メールも一括表示することで、以前に何を書いたか分かるような「会話」方式を採用するほか、過去に自分が送受信したメールを検索出来るサービスも実施する。

広告は、バナーやポップアップ式ではなく、テキスト型を採用。ユーザーがやりとりしたメールの中に書かれた単語を機械が自動的に拾い、ユーザーの好みにより適した広告を表示する。例えば、機械がメール中の「コンサート」という単語を拾った場合、チケット会社から広告が来るような流れだ。

グーグルによれば、それらの作業はすべて機械の自動作業のため内部の人間にメールを読まれることはなく、メールの内容や個人情報が企業側に漏れることはないという。

グーグルのオリジナルニュースリリースは、きちんと書かれているし、おまけに GmailのQ&Aサイトまで、しっかりと用意されている。

しかし、いくら何でも無料のメールボックスに1GBはないのじゃないか? という違和感。しかも、メールの検索ってグーグルの技術を使ってどうのこうの、という程のニーズがあるのだろうか? やっぱり、これってエープリルフールっぽくない?? Googleは、正式リリースする前に Google Labs でしばらくテストするはずなのに、Gmail はここには公開されていないのも怪しい。

ところが、あの The NY TimesBBC News を始めとして、海外でも多くのニュースサイトが取り上げている。

日本では、NIKKEI NETSankei Webあたりが報じている。朝日、読売、毎日は、様子を見ているのだろうか?

コンピュータ系でもCNET JapanITmediaニュースなどが記事にしている。

一方、スラッシュドットでは、日本アメリカも、どうせエープリルフールネタだろう、という会話がなされているようだ。2chは、半信半疑ながらも信じている雰囲気か。。

何だか、今年はエープリルフールネタがやけに巧妙なもの(ex. パテントサロン)が多かったみたいで、騙されないためにはどうするのが良いのか、しばし考えてしまったが、やっぱり一番賢いのは、今日は判断を保留して、明日になるまで様子を見る、ということかな。。

さて、もしもこれがエープリルフールネタだとして、報道してしまった各社はどうフォローするのだろう、そちらの方が楽しみなのだが。。

| | コメント (0) | トラックバック (67)

2004/02/23

アクセシビリティ診断ツール

インターネットで、色々なページを見ていると、時々とても目が疲れたり、読むのに苦労するサイトがある。文字の大きさや色使いといったものは、サイトのデザインを大きく左右する要素なので、デザインする人の個性が反映されたものと言ってしまえばそれまでだが。視覚に関して特に問題のない人でも、時々そういうサイトに出会うくらいだから、障害を持つ人にとって見づらいサイトが沢山あるのは想像に難くない。そんな、サイトの「見やすさ」を評価するソフトが無料で手に入るということで、ちょっと試してみた。

ソフトを開発して提供しているのは、富士通でプレスリリースが出ている。要するに、ユニバーサルデザイン(年齢や身体的条件に関わらず誰でも使えることを最初から想定して、製品やサービス、空間をデザインすること)を目指しましょう。その一つとして、アクセシビリティ(環境、設備、機器、ソフトウェア、サービス等を障害者、高齢者等、様々な人々が利用しやすくしていこうという思想、及び、利用しやすさの度合い)を高めるための診断ツールを提供しますよ、ということらしい。

診断ツールは3種類あって、説明を読んでも、それぞれをどう使うのかが今一ピンと来なかったけど、とにかくダウンロードして使ってみた。

【ColorDoctor】
ウィンドウが左右にニ分割されており、左ウィンドウは通常の表示、右ウィンドウは色弱者にとっての見え方(グレースケール、第一色覚、第二色覚、第三色覚)で表示される。ブラウザモードを選べばチェックしたいページのURLを入れて表示させることができるし、透過モードとすれば、自分のPCのデスクトップ画面をそのまま表示可能。

左側の画面を操作すると、右側の画面もリアルタイムに変換表示されるので、面白い。健常者にとって、色弱の人たちに見えている世界が体験できるだけでなく、確かにこういうツールがあれば、気軽にチェックして改善しようという気になる。

試しに、昔検査で使ったチャート(石原表というらしい)の載ったページを表示させてみると、なるほどと納得である。そういえば、労働安全衛生規則が改正になるのでということで、以前来ていた職場の安全表示の色使いを見直してくれという通達もみつかったが、これも実際にこういうツールで見せられると納得できるというものだ。

【ColorSelector】
背景色と文字色の組み合わせが読みやすいかどうかを判定するツール。カラーパレットから、背景色と文字色をそれぞれ選んで判定してもらう。先のColorDoctorが、出来上がったデザインを後から診断するのに対して、こちらは作成時に色を選ぶ際に参考にするといった使い方かな?

【WebInspector】
サイトのURLやHTMLのファイル名を指定して、開始ボタンを押すと、チェック結果がファイルに出力される。このファイルには、改善した方が良い点を、項目ごとに整理して具体的に書き込まれている。

ちなみに、この「Do you thik for the future?」サイトを診断してみた結果、優先度1の問題点が3件、優先度2が何件か出てきた。例えば、優先度1の一つは「<html>にlang属性がありません」という指摘であり、もう一つは「タイトルバックのオレンジ色(#ff6600)と文字の黒(#000000)の組み合わせは、色覚特性(第一色覚-赤)の基準でコントラストが足りません」となっている。

そもそも、このサイトは@niftyのココログサービスのデフォルトデザインのうちの一つをそのまま使っていて、指摘の場所は全くいじっていないのになあ。。(しかも@niftyは富士通系だし、) 

ちなみに、優先度2の指摘は、リンクを開くときに新たなウィンドウで開く設定(target="_blank")はやめましょう、となっている。これは、好みの問題と思うけど、どうなんだろう?

最初インストールするのに、Java 2 PlatformとMicrosoft .NET Frameworkのインストールを要求されたりするので、多少面倒くさいけど、自分が情報発信する立場の人は、体験的にチェックしておくのは必要なことだと思う。むしろ、ホームページ作成ソフト等にこういった機能が標準装備されていても良さそうなものだが。(IBMのホームページを見ると、バリアフリーの扉のようにアクセシビリティは大きなテーマのようだけど、富士通とは違うアプローチなのかな? 同様なソフトは置いていないみたい。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/02/11

どの検索を使う?

何かを調べる時にはもっぱらGoogleを使ってたけど、最近いろいろと問題点(Google八分とか)も指摘されているようだし、一極集中は或る意味良くないな、ということで、他の検索サイトはどんなことになっているのかを調べてみた。この話題、おそらくインターネット上を、それこそ上手に「検索」すれば、きちんとまとまった情報にたどり着けそうだけど、まずは独力で挑戦。

国内の大体の検索サイトは、powered by Google だったりするので、余り意味がないな、と思っていたけど、オプションで別の検索エンジンを使えるサイトもあった。

Yahoo!検索(日本)の場合、最初の検索はGoogleで行われるようだが、検索結果のページの下部に、「他の検索エンジンで検索:AlltheWeb」というリンクがある。All the Webとはoverture社のエンジン。何処かで聞いたことあるような。

infoseek(日本)の場合は、最初から検索エンジンとしてGoogleとinfoseekの2種から選択可能となっている。infoseekは独自の検索エンジンかな。

もう一つの有名どころとしては、MSN。ここは独自のエンジンで検索しているようだ。

さらに、海外の検索エンジンでも日本語が通るところもある。Googleのアメリカ版で検索しても日本版と全く同じ結果となるが、Yahoo!のアメリカ版で検索すると日本版とは結果が異なるようだ。MSNのアメリカ版も英語が含まれると違った結果を返すようだが日本語検索はやや問題もあるみたい。

Altavistaは日本語での検索もできるし、更に検索結果ページを英語に翻訳して見せてくれる機能もあって面白い。

ということで色々探していて見つけたのが、日本語圏検索エンジン・ディレクトリー全体相関図。何やら聞いたことがない検索サイトも沢山ある。この相関図から直接各サイトにも飛べるし便利かも。

更に、便利サイトとしては、Web検索(検索デスク)が優れもの。ここでは、共通の検索窓にキーワードを入れて、それぞれの検索エンジンで「はしご検索」が可能となる。おまけに種々の検索関連ニュースや統計もあって、勉強になりそうだ。

検索サイト関係の種々の情報やニュース、SEO関係の情報等は、SEMリサーチが情報が豊富で参考になりそう。

ということで、世の中色々なサービスが存在しているので、時々新しいサービスを見に行ったり、常に複数の選択肢を持っておくような工夫をしたいもの。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/02/06

gooの日本語自然文検索

ポータルサイトのgooが、日本語自然文検索サービス(Web Answers)の実験を開始したというニュースを見た。gooのプレスリリースによると、

例えば「2008年のオリンピックの開催地はどこ?」といった話し言葉調の自然な表現による質問を即座に解析し、「goo」の検索結果から回答候補(上記の質問例では回答は「北京」)となりうる言葉や表現を高速に解析・抽出し、これらを含むWebページをより上位にランキングし、ユーザに提示します。これにより、ユーザは知りたい情報をより効率よく取得することができ、日々増えつづけるインターネット上の情報資源を、今まで以上に有効活用することが可能となります。
ということで、
・検索文字列を単純な単語ではなく、自然な表現の疑問文の形式で入れる
・従来の検索は該当するWebページリストを出力したが、ここでは質問への回答候補を出力する
という2点が特徴のようだ。

ともかく日本語自然文検索に行って、試してみることに。恐らく多くのブログや掲示板で、様々な結果が報告されることと思うが、まあ、さすがに実験と名打つだけのことはある。現状レベルでは全然使えない。クイズ・ミリオネアの「オーディエンス」をイメージしたのだろうけど、出来の悪い「テレフォン」のレベルになっているような。

例文には「日本の首相は誰ですか?」なんてのがあるけど、「アメリカ大統領は誰ですか?」と聞いて「正義」って答えられてもなあ。確かに正義がアメリカ大統領をやってくれれば、世の中はもう少し良くなっているかも知れないが。(「一番の馬鹿は誰ですか?」と聞くと「ブッシュ」と答えてくれるけど。)

むしろ、自然文形式の検索語に対して、一応従来型のページ検索結果を返してくれるので、そちらの機能の方が下手な回答を求めるよりも使えるかもしれない。従来の検索エンジンでは、なかなか思ったようなサイトにたどり着けない時にチャレンジしてみる価値があるかもしれない。

実験ということもあるのか、検索結果に対するユーザーの評価を求めたり、正解が得られなかった時にユーザーが教えたり(最初から知ってたら調べに来ないだろうに)ということで、どんどん賢くなっていくらしい。(昔どこかに似たようなシステムがあったような気もするな。)そうなると確かに使えるサービスになるのかもしれないが、中には積極的にウソを教えて楽しむ人達も出てくるだろうし、誰か人間のチェックを通さないと悲惨な運命が待っているのかも? このあたりは、両刃の剣といったところで、サジ加減が難しそうだ。

ということで、まだまだお遊びだけど、覚えておいて損はなさそうなサービスという評価かな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/02/03

恐るべし「★パテントサロン★」

先週末は、200億円という巨額の判決が出た特許訴訟の話題があちこちを賑わした。この件については、元技術者として思うところも色々とあるのだが、それはともかく、今回の件の報道を見て回るのに際して★パテントサロン★の情報収集能力に舌を巻いた。

★パテントサロン★は、いわば、特許、商法、著作権等の知的財産関係の、ダイナミックなリンク集である。つまり、インターネット上の色々なサイトに載った、最新の知財関係記事を探し出し、それを項目毎に整理し、リンクを張って表示したものだ。

驚くのは、掲載されるのが非常に早いこと、そして幅広く網羅していること、更にそれにも関わらず非常によくまとまっていて見通しがいいことである。

例えば今回の中村判決について見ると、判決が出て、各新聞社が記事を載せ始めると、その直後からその記事へのリンクがどんどん更新されていく。まあ、今回のケースは大騒ぎになることがあらかじめ見えてたから、待ち構えていたとは思うけど。でも、それが地方紙まで及ぶのだから、オイオイと言いたくなる程の念の入れようである。更に、メイン記事だけでなく、社説やコラムまで網羅しているとなると、一体どうやって記事を探しているのか非常に興味がある。(通常の検索エンジンでは、こんなにリアルタイムには絶対に引っかからない筈だから)

また、情報入手先としては、新聞社関係だけでなく、スラッシュドット・ジャパンのような掲示板サイトもあるし(さすがに2chは対象外にしているようだけど。)、バーチャルネット法律娘 真紀奈17歳のような内容は真面目だけどちょっと会社では開きにくいような個人サイトも含まれる。

また、最近はPATENTSALON WORLDWIDEのように、海外記事へまで手を広げてる。これなんか、本当にどうやって見つけてくるんだろう?(個人的に今回の中村判決の海外での反響が知りたくてThe New York Timesなんかを見てたけど、見つけるのは非常に大変だったし。)

これってプロの人間の技なのか、それとも機械での検索(探索)なのだろうか? 機械検索だとしたら、独自のプログラムを持っているということだろうか?

いずれにしても、非常に便利なサイトだし、知財に関わるお仕事している人はほとんどみんなが見ているのではないだろうか? これだけの情報を収集・整理すれば、それだけで立派な付加価値だと思うのだけど。あとは古い記事へのリンク切れ問題に対応すれば、立派に有料サイトで食っていけると思うな。(でも今のままで無料で公開を続けてくださいね。)

しかし、もしも皆がここだけを情報入手先として固定してしまったら、重要な情報を見落とす危険もありうるので注意しようね。何事につけ、一極集中というのは弊害もありうるのだ、という懐疑精神を大事にして、別のソースも持っておきたいもの。(パテントサロンとしてのサイトの運営方針みたいなことは探したけど何処にもなかった。情報を見に行くだけならいいけど、無料のサイトに頼り切るわけにはいかないよね。)

なお、各種記事に直接リンクを張ることの是非が問題になることがあるが、ここのリンクポリシーは明確で、根拠も明らかにしていて参考になる。リンク問題への解答がリンク集になっているのが、首尾一貫していて楽しい。(だって、直リンクしてくれるな!と書いた新聞社のページに直リンクしちゃってる訳だし。)

*実はこの★パテントサロン★を運営しているサイテックシステムという会社の代表の大坪さんという方はまだ若そうだ。すごいな!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/01/29

ウェイバックマシンの威力は?

先日紹介した『「ネットの未来」探検ガイド』の中にあった、インターネットアーカイブ・ウェイバックマシンを試してみた。

実は注目していた知財関連訴訟判決が今日出たので、その関連資料をインターネットで見ていたところ、古い新聞記事へのリンクがことごとく切れていたので、「よし、この機会にウェイバックマシンなるものの実力をテストしてみよう!」という気になったという訳。

調べたかったのは、パテントサロンというサイトの職務発明問題トピックスのページ内のリンク先。お目当ての【日立製作所】関連の過去記事を探すと、毎日新聞の記事以外はすべてリンク切れ。(毎日新聞が一番長くリンクを残してくれているってことになるみたいだ。)

そこで、ウェイバックマシン(Wayback Machine)というインターネットアーカイブの出番。これは、全世界のインターネット上の情報を、定期的に、可能な限り保存してしまうというプロジェクト。これにより、現在は消去されている情報であっても、過去のある時点にさかのぼってアクセスできる可能性があることになる。

何はともあれ、Wayback Machineの入力欄に、見たいページのURL(この場合は"www.patentsalon.com/topics/employee/index.html")を入れ、Take Me Back ボタンを押すと、2002/10/27と/12/8、それに2003/1/26のページが保存されているようだ。欲しい情報は2002/11/29以降なので2002/12/8のページを見てみることに。

さて、一見すると現時点とほとんど同じページが表示された(なんとなく日本語ページが出てきただけで感激するなあ)。現時点ではリンク切れになっているところをクリックしてみると、yahoo!は駄目、朝日新聞は違う記事にリンク、日経BiztechはOK、ZDNetもOK、infoseekは駄目、日経新聞は駄目、読売新聞も駄目という結果であった。

ウェイバックマシンで見ている2002/12/8のパテントサロンのページは、URLが"http://web.archive.org/web/20021208102314/http://patentsalon~"となっており、このページ内の各リンクのURLも先頭に"http://web.archive.org/web/20021208102314/"がついている。ところがリンク先のサイトのアーカイブが同じ日付で取られているとは限らないわけで、その辺がどうなっているのか?と思いきや、例えばリンクが繋がっていた日経Biztechのアーカイブ先URLは先頭に"http://web.archive.org/web/20021202132359/"がついているし、ZDNetは"http://web.archive.org/web/20030218081003/"がついている。ということは、結構賢くて、リンク先のページを同じドメイン内の別のアーカイブからも探し出してくるということのようだ。たまたま朝日新聞の場合には、違う年の同じ日付・記事番号の記事があったために、それが引っかかってきたらしい。

ということで、インターネット情報のタイムマシンとなるのか期待されるウェイバックマシンだが、さすがに毎日大量に更新されていくニュースの保存という意味では完全とは言えないようだ。でも普通のページ(って何だ?)については、結構感動ものだし、ともかくどうしても見たいと思ったら、まずはここで探してみるのはとっても有効だと思う。ともかく一度お試しあれ!

*結局ウェイバックマシンでは手に入らなかった場合には、有料コンテンツでDB検索するか、図書館にでも行って新聞縮刷版を見ることになりそうだ。とは言え、たとえインターネット上の情報がリンク切れになっていても、その出所と年月日がわかれば、その大元の情報に何とかたどり着けるから何も無いよりは良しとするか。

| | コメント (4) | トラックバック (1)